“ジージ、バイトない?”と孫が来る。

12歳になった小五の孫が働くと言う。

お金は、働いて得るもの。

お金を得るのは、楽には出来ないと知らしめる。

お金の大切さを知るにはいい教材だ。

それに、知恵も付く。

アメリカの大統領は子供にバイトをさせるという。

孫は昨年の初めころからやりだした。

まずはバーバの頑固な肩こりに挑戦。

簡単な電気器具は分解して、金物と分別する。

畑の小石拾いは、kg幾らでバーバと契約している。

最近は、万能をふるい、畑の耕起もする。

草取りもする。

最初のころは、取り付くのは早いが、すぐに飽きていた。

でもそれでは、お金は得られないと気付きだした。

我が家は、この孫の生まれる1年前に完成した。

そろそろあちこちに綻びが出始めた。

外壁の巾木が色あせてきた。

これの汚れを取り、塗装をしてもらった。

最初はジージが見本を見せてやる。

なんとか半日で仕上げた。

最近は要領を覚え、仕事が早くなってきた。

だが、その分、仕上がりが粗末になりがち。

完成検査を厳しくやらないと・・・。

それでも何がしかを渡したら喜んで帰って行く。

この家が出来た時は、まだハイハイをしていた子が・・・。

10年一昔というが・・・。

その成長に、涙腺が緩む。

その分、自分の老いた事は知りたくもない。

この先の10年を思うと、期待と淋しさが交錯する。

          のんびりしてられない 寅次郎
baito

mukasi

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