折角の里帰りである、有効に過ごさねば・・・。

出かける前に、少々調べて向かった。

先ずは石岡市内で見てみたい所を漁った。

“丁子屋”なるところ。

これは江戸時代の末期に立てられた商家。

昭和初期の大火を免れた唯一の建物とか。

現在は駄菓子屋風で、石岡の土産も売っている。

店の中央に昔風の帳場があり、時代を感じさせる。

その後ろに“株式会社・丁子屋”の看板があった。

奥の座敷が喫茶店になっていた。

しかし今日は予約で、一元の客が駄目だという。

それでも、家の中の見学はOKというので入った。

昔は、藍染を本業にしていたと聞く。

今でも、藍染の体験コーナーがある様だ。

二階は三部屋あったが、天井が極端に低い。

一間位だろうか、鴨居がない。

昔の人は小柄だったのだろうか?

階段は狭くて、梯子並みの急勾配であったが、理由は不明。

名前の由来を聞くのを忘れた。

ちょんまげ時代の遺構が今も息づいている。

そこを自動車が走っている。

電気が点いている。

テレビが映っている。

不思議な世界だなーと、丁子屋にいると思う。

丁子屋の斜め対面にも古い家屋が建っていた。

福島砂糖店、久松商店、十七屋履物店。

これ等は石岡の看板建築に指定されている由。

「石岡には何もない」と、石岡育ちの女房は言う。

        隣の芝生ばかり見ているからだ 寅次郎

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