勇壮な太鼓の響きが、長良川の源流にこだました。

霊峰白山に、届けとばかりに!

“太鼓祭りin郡上”が高鷲スノーパークスキー場で行われた。

会場の駐車場は東に向かって、程よい傾斜である。

観客は高い位置から、舞台が眺められて見易い。

舞台のバックは、ひるがの高原、鷲ヶ岳が雄大に開ける。

演奏者は白山に向かって叩くかたち。

この野外ステージ、そのこのロケーションに息を呑む。

我が孫がこの日のトップバッターを務めるという。

“宝暦義民祝い餅つき太鼓”

舞台中央に出て、大音声で口上を唸る。

多くの観衆を前に気後れはなかった・・・その成長にホロリ。

よちよち歩いていたのはつい先日のような気がするが・・・。

近在近郷から、各種太鼓が21団体集まった。

遠くは三重県志摩市、福井県敦賀市、石川県白山市等々。

小学生からシニアクラスまで多彩。

中でも高校生太鼓部の演奏は激しく、その若さはまぶしかった。

白ふんどし一丁で、大太鼓に向かう様は、これぞ男の美!

昨今多いメタボ野郎(寅も含めて)には、恥ずかしかった。

各地には沢山の太鼓があることに驚き。

その一つ一つに、素晴らしい物語、ロマンがある事も知った。

最後は世界の喜多郎が見事な演出を見せた。

出演者全員が観衆の中に、太鼓を持ち込んだ。

勿論、衣装はそのままの姿で。

そして、観衆もバチを持って、皆で叩くのだ!

それを喜多郎さんが指導し、指揮をした。

単調なリズムだったが、15分間全員で打ち鳴らした。

その間、喜多郎氏は観衆の中に踊りこみ、共に叩いた。

これを称して“千人太鼓”

大音響とリズムは、人間の原点を思わせる、その不思議さに酔った。

霊峰白山の神々と一体になる感じさえした。

その時、舞台バックの山々に、突然、虹がかかった!

神が粋な演出を加えてくれた・・・。

        大自然と人に乾杯! 寅次郎
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