稲荷神社境内の古木が枯れ始めた。

欅の巨木。

木の周囲=4m、高さ=28m、推定年齢=500歳。

等神社に総代16名居るが、これに詳しい者はいない。

一人、営林署出身者が居るが、明言を避ける。

土建屋寅次郎も、一応、一級造園管理技士である。

ペーパー試験で辛うじて得た資格だから、実戦は弱い。

やむなく、緑の相談室、グリーンドクターにSOS

1時間余に渡り、問診から始まり、診察を受けた。

木は喋らねぇから、宮司と寅が問診に答えた。

病み始めたのは、10年程前から。

数年前にも、一度樹木医に見せた。

その時は、南側は治療をした。

30cm程掘り返し土を入れ替え、養分を補給した。

現況は、

最上部にある、2本の枝が枯れている。

枝と言っても、太さ20cm位はありそうだ。

樹皮は北側のみが激しく剥がれている。

南側は蒼苔が繁茂している。

と言う事は、樹皮と木の間に水分があると言う事らしい。

北側は、稲荷神社の参道があり、掘り起こせない。

そのせいであろうか?

掘り起こして治るならば、参道の掘り越しもやぶさかではない。

しかし、一度枯れたモノは、元へは戻らないと言う。

せいぜい、生きている根を養生する位との事。

ドクターも、これと言った処方箋を出さない。

話を聞いて、こちらが最終判断を下さないといけない。

何はさておき、先端の枯れ枝の落下するのが怖い。

今年の雪でも落ちていないから、すぐにとは言わないだろうが。

もし落下して、参拝者にでも当たれば、重傷は免れないだろう。

榎が倒れた如く、ある日突然が怖い。

早急に枯れ枝を打とう!

      祟りだ!と言われない様に 寅次郎
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