今回の戦場は、福島県会津盆地の丘陵に広がる名門会津磐梯CC。
ここはその昔、昭和天皇が皇太子時代にゴルフを楽しまれた所。
この頃は、鳥狩原ゴルフ場と言う名前だったらしい。
秩父宮、高松宮様達もプレーをされている。
昭和38年に、会津磐梯CCとして正式オープン。
磐梯山、猪苗代湖を遠くに眺めるヨカ所。
ガサツな吾々には少しばかり敷居が高いと言うモノ。
昨日は飯盛山に出向き、戦う前の儀式を済ませてきた。
白虎隊、凌霜隊の墓前に線香を手向け、聖戦を誓った。
今回集まりしもののふ(武士)の輩は、
出雲、播磨、尾張、美濃、武蔵、常陸、下野等の諸藩から。
ここ数年、優勝者は箱根以南であり、完全な西高東低状態。
今年も、優勝は西軍(官軍)からと目されていた。
幕末を想えば、ここ会津での東軍勝利は考えられない。
以来140年後の今日、会津戦は如何に?
辰巳の刻、西軍の古老・出雲の守が第一矢を放った。
次々と放たれる矢は意外と真っ直ぐだ! 去年とは違うぞ!
そう言えば前夜祭では歌こそ謳え、酒は自粛気味だった。
今迄の決戦前夜とは、様子が違った。
それぞれが密かに期するモノを抱いていたのか?
スタート・テーに立った時、今迄はほとんどが二日酔いだった。
今年はそんなの誰もいない!涼しい顔をしてやがる。
でもその中に一人だけ、明らかに、まだ酔っている奴がいた。
こ奴、いきなりフォーパットをやり、早くも圏外かと思われた。
寅は、そ奴と同組で、そ奴につられて苦戦の連続。
ところが、そ奴はINに入り、人が変わり、何と39!
寅もつられて・・・と思いきや、こちらは焦るばかり!
寅はそ奴に煽られ、ついに、爪のない猫と変わり果てた。
そ奴とは、今朝唯一の二日酔い野郎、東北出身の佐藤文一。
そ奴により、錦の御旗は久々に箱根を越え、会津の地に建った。
140年前の歴史とは裏腹の結果と相成った。
郡上藩・凌霜隊は所詮負ける定めであったのか・・・。
でも“手ぶらじゃ帰せねぇ”と我が組は団体戦で金メダル!
その立役者は、何と二日酔い・文一であった。
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