桧峠まではよく行くが、その先の、石徹白の在所は久々だった。

白山山系の山々には、残雪が光る。

ふもとの新緑に浮かび上がり、新鮮。

白山美濃馬場の守護神・白山中居神社を参拝した。

神社に関わるようになり、その土地土地の神社が気になりだした。

今までに、ゆっくりと参拝した記憶がなく、今回は一人でじっくりと・・・。

参拝者は他になく、静まりかえり、厳かに感じた

社の奥、300m上方に巨大な杉が有ると知り、歩を運んだ。

ウグイスが鳴き、他の小鳥達も、近くに来て逃げない。

トカゲがウロチョロする。

爬虫類の住む、古代の地をも連想する。

坂道を休み休みたどり着くと、巨大杉は現れた。

3本がくっついている・・・成るほど、でかい!

名は“浄安杉”と言うらしい。

浄安とは、その近くにあったお寺の住職の名前。

当時、白山詣での信者が一夜の宿を寺に求めた。

その寸志が溜まり、浄安はこの杉の根元に埋めたとの事。

 峠のゴルフ場の駐車場からのパノラマは一幅の絵だった。

この一本松は、陸前高田の一本松を、瞬間に思わせた。

農業用水を利用した、小水力発電の水車にも出会った。

原発再稼働がやかましい下界とは違い、ほのぼのとしたモノを感じた。

大神が鎮座し、大自然に抱かれた聖なる地・石徹白。

時々は訪れる場所だなー、と静かに下山。

         ディスカバー・白鳥  寅次郎
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