孫につられて、春祭りを覗いた。

孫達の狙いは、出店にある。

お祭り特有のおもちゃに食べ物。

出店の姿は、昔と変わらない。

ところが、神輿が極端に少ない。

神輿と山車と合わせて、今回15台である。

我々の頃は、50台位が出ていたと記憶する。

神輿、山車を制作するところからが祭りであった。

男共が製作、女共がその賄い係。

毎夜、製作が終わると酒である。

これが一カ月位続くのである。

そして祭りの二日間に一気に爆発!

熱気はムンムン!

酔った勢いの小競り合いも祭りの内だった。

街の中も活気があった。

今は静かであり、神輿も少ない。

不況のせいであろうか?

あながち、そうでもない様な気もする。

地域の連帯感が総てにおいて希薄になっている。

葬式も結婚式も商業ベースに乗り合理化。

味もそっけもない。

人間が冷めてきている。

変な都会人になってきている。

田舎がどんどん消えている。

“絆”をと叫ぶが、空虚なお題目に聞こえる。

         これでいいのだろうか? 寅次郎
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