親友が、自分で築き上げた会社を廃業すると言う。
理由は
先行きに望みがない。
後継者が消極的。
大別すると、この二つが、前途を塞ぐものだと。
彼は、中堅ゼネコンを途中退社し、一念発起した。
年間4~5億円の完成高を誇る会社に発展。
彼の地域では優良企業として、社会にも貢献してきた。
公共事業は悪だと言う、風評が急激に構造不況を煽った。
無能な小泉政治は、ポピュリズムにのり人気は出た。
しかし、その実態は、日本経済の大失速であった。
後を継いだ民主党は素人政治集団。
日本を何処に導こうとするのかの、国家像が示せない。
政権交代は大きな期待はずれであった。
昨今は、国民の支持率に一喜一憂する、幼稚な政治。
これを選んだ我々の愚かさも、あげて反省しなければならない。
そして3月11日、東日本に大鉄槌が下された。
この復興に莫大な金が必要だ。
その煽りで、災害地以外の公共事業は限りなくゼロに近づくだろう。
地方の零細建設業は、辞める以外に選択の余地はない。
この大震災が、日本各地を苦しめて行く。
今こそ、政治の出番だと思うが・・・ダメだ。
生きる道は、自ずと切り開くしかない。
親友の“勇気ある撤退”も残念であるが、敬意を払うに値する。
余力のある内に、次なるモノへの挑戦を画策すべきか。
今、五木寛之の「下山の思想」が読まれている。
現実と結び付けるのは難しいが、一読には値する。
彼の事だ、もうひと踏ん張りするだろう。
廃業でなく、次なる業に、盃を上げる「盃業」へ。
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