二回目の東北行きから二カ月が過ぎた。

そして、震災から半年が経過。

気仙沼から礼状と、大震災の記録写真集が届いた。

気仙沼のタウン情報誌が製作、発行したもの。

「これが気仙沼の大津波だ!」の副題が付いている。

何度見直しても、息をのむ画像が迫ってくる。

裏表紙に「1000年に一度、歴史の現実に立ち会った」とある。

そして巻末には、

「人間には四つの悲しみ、四苦(生老病死)があります。

 その悲しみの中で最も悲しい事が、人の死、

 その中で最もつらく、苦しい事は家族の死です。

 あの日、突如発生した大震災で、多くの人が苦しみました。

 この大きな悲しみを胸に、この先、長い人生を歩まねばなりません。

 悲しいけれど、この現実を、後世に語り継がなければなりません。

 二度と、こんな悲しい事が起きないようにと、祈りながら」

遥か彼方の瓦礫の山に向かって

「いのって下さい、あなたのまごころを

 被災した人たちに、手をあわせ、たむけてください

 今だ帰らぬ人たちに、あなたのおもいを

 その手につつみ いのってください」

布に書かれて、張ってある写真が、一層の悲しみを誘う。

我々が行った所、視た所も載っている。

貴重な記録写真、誠に有難うございました。

         忘れません! 寅次郎


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