祖父の開いた宗教“真道大青教”秋の例祭が、例年の如く開かれた。

昨年の11月5日付け「消滅の危機」に書いたが、今年は最悪。

参拝者はゼロだった。

今迄は日曜日にやっていたが、今回祝日だった事もあるのか。

準備を手伝う者不在、全て自分一人でやった。

前日に掃除に行き、お供え物も自分で調達してきた。

掃除は、数日前に、一宮から来て、やられた様で、きれいだった。

今迄、祭司は親子二人だったが、今年はお孫さんも来られた。

最も、お手伝い&ドライバーとしてのお役目。

それに、愚生を入れて四人の祭礼だった。

何故こうなってしまったのか?

10年ほど前は、拝殿に入りきれない時もあったのに・・・。

お袋が健在の時は、開催日をきちんと知らせていた。

愚生は今、正直、積極的に人様を誘えない気持ちが強い。

日頃、御無沙汰の人達に、この日だけ、お願いする事が心苦しい。

昨今、大青教とほとんど無縁の人に、来て下さいとは言えない。

例え過去には関わりがあった人でも、言えない。

一つには、この祭礼の意味をしっかり把握出来ていない事もある。

日頃のご加護を感謝する日としてやるのだろうか?

先祖の偉業、遺徳を偲ぶ日なのだろうか?

法要なのだろうか?

親がやっていたから、漠然と引き継いでいるに過ぎない。

形だけはやっているが“無関心”のそしりは免れない。

目的を知らなければ、ご案内も出せない。

やるからには、腹を据えてかかってみるか。

約一時間の祭礼の中、座して己に問いかけて見た。

一人になって始めて気がついた事である。

              愚かなり 寅次郎
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