ドキュメンタリー映画「ザ・コーブ」がアカデミー賞を受賞。
日本人は知能の高いイルカを、撲殺して食べている。
この「非人道性」を隠し撮りまでして、世に問うたもの。
「第3回白山塾」で、これについて、水谷先生が異議ありとした。
「コーブ」とは湾(ベイ)の中の更に小さな湾(入江)の事。
そこにイルカを追いこんで捕っている。
神代の昔から、あらゆる動物は、他の動物・植物の命を奪って生きている。
これは動物の宿命である。
避けては通れない、命の育みである。
そして、その恩恵にあずかった事に、感謝の祈りをささげてきた。
これは縄文の昔から、生きとし生けるものとして謙虚に祀ってきた。
その形跡は随所にあり、今も続いている。
イ・ヨマンテの熊祭り然り、その他、様々な畜霊祭が各地で行われている。
昭和の初期の詩人、金子みすずの「大漁」と言う詩が紹介された。
“朝焼け小焼けだ 大漁だ 大羽イワシの 大漁だ
浜は祭りのようだけど 海のなかでは 何万の
イワシのとむらい するだろう“
命に対する敬虔な気持ちが、如実に謳われている。
愚生、かなり昔、山口県を旅した時に、この詩に出会っている。
記憶の片隅に残っていたのは、命に対する思いやりがあったからだろう。
一現象面だけとらえて、時流に乗る愚かさを知るべきだ。
天下のアカデミー賞も色あせた感じだ。
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