韓国の統一教会が信者を管理・維持するために行われている方策は
いろいろ ありますが、その中でも
在韓日本人婦人を管理する為だけに
行われている事 があります。
(統一教会側としては信仰指導だと主張するでしょうが…)
 
1. 在韓日本人女性の為だけの修練会(ヨスの40日修練会)
 
2. 「本郷人」 (在韓日本人向けの日本語の教会新聞)の購読の勧め
 
3. 「愛協」 のノルマを与えて購入・販売実績を追求・報告させる。
 
4. 伝道実績を点数化して報告させる。
 
5. 各教会内で日本人だけの集会を持つ。
(日曜日の午後や平日に集めて実績の追及や、伝道活動をさせる。)
 
おまけ : 教会内での食事作り、特に掃除、皿洗い
 
 
1 に関しては教祖サマが他界されてからは無くなりました。
 
3 と 4 に関しては
江利川さんが韓国に来られてから始まったシステムです。
そして江利川さんが7男派に行かれた後も今も ずっと続いています。
 
3 の 「愛協」 というのは統一教会の作った物品販売の団体です。
後々は日本の 「生協」 を目指すというような
意味合いがあると聞きました。
 
当初は一人8万ウォンのノルマでした。 それも日本人だけ!
韓国やフィリピンの信者さんには実績追及はありません。
その後、ノルマの金額は少し下がりました。
 
今日は、先月、友人が送ってくれた
4 の 伝道実績を点数化して報告させる」 に関しての情報を
アップします。
 
点数のすぐ下にあるのが伝道対象者の分類です。
未婚ー未婚の伝道対象者、 既婚ー既婚の伝道対象者、 
2世ー自分の子供
 
 
表の一番下の本人の欄は
在韓日本人女性信者の活動も点数に入るという事です。
 
何故、日本人だけを このように管理するのかと言えば
韓国人やフィリピン人の信者さんは、特に36万双以降
結婚目的で入教して祝福を受けた方が多くて
教会の奉仕や伝道活動などに消極的なので
日本人までも、そういう雰囲気に流されて
教会の言う事を聞かなくなったら
教会の運営が危ぶまれるからではないかと思います。
 
韓国の統一教会は
韓日、日韓の交差祝福が始まった1988年の6500双の頃から
日本人無しでは、教会の運営も維持も難しい状況に
徐々に変化してきました。
 
1996年の36万双以降は、その傾向が顕著になってきたと感じています。
 
地方の教会などは教会長の生活費(お給料)や教会の建物の維持費など
全て信者の献金で賄われているので
日本人の信者が減る=献金、奉仕活動をする人が減る=教会の運営ができなくなる
というふうに教会の存続自体が危うくなるのです。
 
話を さっきの表に戻して…
 
在韓日本人の伝道実績や、愛協の物販実績は
各教会の日本人宣教師会の総務さんと
愛協の総務さんによって集計され、リーダーに報告されます。
 
韓国全土の教会を在籍している日本人の人数によって
確か3グループに分けられています。
 
各教会のリーダーが召集される全国リーダー会議では
最低実績の教会と最低から2番目の実績の教会の
日本人リーダーが前に立たされ決意表明させて頂く
という有難~い特典まで付いています(笑)
 
月末近くになるとリーダーから
「このままの実績だと決意表明させられちゃう~~!
 みんな助けて~~! お願いだから実績出して~~!」
という連絡(カトク)が届くことも しばしばでした。
 
ある一定のライン(基準)を決めて
そのライン以下のグループに決意表明をさせるなら ともかく
最低実績から二組を選んで決意表明をさせるのは
どんなに全体の実績が上がっても
必ず誰か二人が生贄(いけにえ)になって
恥をかいたり、嫌な想いをすることになるのです。
 
決意表明させられる他教会のリーダー達を見ながら
(そうなりたくない!)という心理から
リーダーがメンバー達を追い詰める(或いは お願いする)という形になり
自分達でも気が付かないうちに実績を出さない人を裁き憎むようになる…
という恐ろしい心理、虐待構造になっていたのではないかと思います。
 
ある教会の人から聞いた話だと
リーダーの役から降りる人が、新しいリーダー候補の人達に
「あなた達も味わってみなよ」 と言ったそうです。
 
ノルマを与えて実績を追求し、実績が悪ければ大勢の人の前に立たせる
というのは、「決意表明」 とは名ばかりで
本来、神様を中心とする兄弟姉妹であるはずの信者達の人間関係を
裁きと憎しみと嫉妬に満ちたものに変え
信者の恐怖心を煽って実績を出させようとするシステム
つるし上げ ・ イジメ(レリハラ) だと私は思っています。
 
 
「韓国は
主(メシヤ・救世主)の国だ!」
と信じていらっしゃる日本の統一教会信者の方々へ
 
統一教会で祝福を受けて韓国に お嫁に来ると
こういうふうに管理… 
いや、信仰指導して頂けます(笑)
 
< 追記 >
 
この記事に出ている内容は日本人宣教師会での実績追及の内容だけで
韓国教会の実績追及は別に存在していて
教会長と教会の総務が管理しています。

日曜礼拝の出席人数とか祝福候補者の輩出や
修練会の参加人数などです。

韓国人の教会長は教区での会議の度に、その実績を追求されるようです。
血眼になって実績追及する教会長も居れば
しれっと嘘の実績を報告する教会長も居ました。

ですから在韓日本人は
韓国人の教会長と、日本人宣教師会のリーダーから
二重に詰められるのです。 重なっている項目もありましたが。

日曜礼拝での出席人数も教会長の実績に入るので
日本人が日曜日に清平に行くのを嫌う教会長も以前は多かったです。
(数年前から清平に行く事を報告すれば
それも礼拝に参加した事とみなすように変わりました。)
 


にほんブログ村