久々にヘイトに対して思うことなどをブログに書いたら、さっそく日本人男性らしき人からコメントがついた。
コメント自体滅多に来ないのだけど、内容というか言ってることやものの言い方は他の人たちと大体同じ。
というと日本人ではない在日の人には在日の実体験としてのある種のイメージが浮かぶかもしれないですが、私の場合は母は在日だったし半分朝鮮人なんだけど、父親が日本人で日本国籍しか持ってないんですよ。そのせいか、私がもらうコメントはいつも違う一定方向に偏ったものが判でついたように毎回投げ込まれてくるんですよ。まず文章の構成からして似たり寄ったり。だからそもそも私には彼らの区別がつかないんだ。みんな同じに見える。
大雑把にいうと、まず日韓ハーフの私がオブザーバーというか仲介役として見込まれるんだ。
次に彼らってわりと言うことが偏ってるんだけど、その偏り方がみんな一定方向だから、言ってることが大体同じになる。それでいて、自分の意見は同類ともちょっと違っていて個性的だと思い込んでいる。
その様子は、なんというか、まるでひまわりのようだね。太陽が登ればみんな東に傾くし、太陽が沈み始めたらみんな西に傾く。まさに「日回り」。
文章の展開もほぼ一緒で、私には突っかかって来ないで、まずは丁重なご挨拶。私個人への怒りや憎悪は感じられない。代わりに「桔梗さんからも在日の連中に言ってやってくださいよ」「俺はもう我慢の限界です」的な気持ちばかりが伝わってくる。
で、途中に「ある知り合いか親族に近所の在日の奴から酷い目にあった者がおり、その人の悔しさを思うとどうしてもあいつらが許せない」となって、あとは嫌韓本やSNSで覚えたらしい「自称自説」が金太郎飴のようにひたすら並び、あとはひたすら、誰に何を言いたいのか、誰の何がどう悪いのか、焦点の定まらない個人的な不平不満がタラタラと並んで、
「あなたもそう思いませんか」
「彼らこそ差別主義者」
「彼らこそ日本人ヘイト」
「我々こそ被害者」
「私は奴らを一生許さない」ときて、
人のブログのコメント欄で、承認されることのないコメントを代金代わりに残して、いい汗かいて、すっきり、さっぱりして帰っていく。
私はサウナか!
P.S. 予め断ってあるけど、私のブログのコメント欄は承認制だよ。