人気シリーズ「裸足の大将 放浪日記」が劇場公開されることになりました。(^ω^)
今度のトラジは特撮だ。
筆者は、この作品の構想を練るために、おとついから3日間かけて、箱根の芦ノ湖にロケーション&シナリオ・ハンティングに行って来ました。
(↑決して、とうちゃんとかあちゃんに呼び出されての温泉旅行ではありません。(´;ω;`) )
【タイトル】
特撮映画 「裸足の大将 放浪日記 緊急指令 特撮だョ!全員集合 南国大決戦」
【同時上映】
この作品は「東邦チャンプロード祭 お正月豪華3本立て」のうちの一本です。(^ω^)
「ピンキー5 秘密のダイアル 5 Go! Go!」
「ビンゴ・スター やっぱりおかしな原始人」
【あらすじ】
内閣総理大臣である黒岩源一郎は、防衛庁長官時代、国民の血税を投入して未確認生命体の襲来に備えた秘密基地を芦ノ湖の湖畔に建設することで、建設会社や重工業企業から莫大なリベートを得て、ひと財産を築いた。
その後、黒岩は総理の座に登り詰めるが、黒岩が防衛庁長官時代に建設した秘密基地が、この国に未確認生命が全く到来しないために、一度も活躍したことがなく、野党からの強い批判にさらされている。そのため、黒岩総理は、現防衛庁長官と図って、あの手この手で未確認生命襲来を演出するが、空回りに終わる。
そんなある日、「灯台下暗し」のことわざのとおり、基地を建設した芦ノ湖から伝説の湖底怪獣チャンゴが出現する。
【場所】
箱根にある芦ノ湖の湖畔。
【メカニック】
特撮と言えば、メカニックです。(^ω^)
◇ 芦ノ湖畔秘密基地
黒岩源一郎が建設した、対未確認生命体の秘密基地。
緑でカモフラージュされたゲートの扉が開き、手前の椰子の木が倒れ、雷天号が進水しながら出撃する。
本来は秘密基地だが、黒岩防衛庁長官(当時)が、建設費を集めようと、国債発行の大々的なキャンペーンを行ったために、その存在が全国民に知られており、レジャーランドとしての再利用も検討されている。
秘密基地の隣には、温泉リゾート・ホテル「ホテル ニュー芦ノ湖」があり、ホテルでは、普段、出番のない秘密基地の隊員たちが従業員として働いている。
ホテル内のカレー・レストラン「ボナンザ」横のトイレの一室には隠し扉があり、地下通路で秘密基地と繋がっている。
◇ 海底軍艦「轟天号」似の、海底軍艦「雷天号」
日本の最高技術を結集して建造された本格的な海底軍艦。
先端部分にドリルが付いている。
本家の数分の一の大きさしかなく、3名しか乗船できない。
また、飛行能力はない。
本来海底軍艦だが、芦ノ湖畔の秘密基地の地下ドックで建設してしまったため、湖から出ることが出来ない。
完成後、業務実績を維持する為に、毎日、芦ノ湖の湖底をパトロールしていたが、ある日、チャンゴに遭遇してしまう。
必死に応戦するも、チャンゴに軽々と投げ飛ばされて、仙石原にあるススキの群生地に墜落する。
◇ 秘密の真兵器
物語の終盤に登場する。
◇ メーサー電波銃
ゲオルギー(後述)の武器。
銃身にパラボラアンテナ状の傘がついており、引き金を引くと、パワワワワという音を出しながら、白い輪を放射状に発射する。
◇ 強化スーツ
チェリー松島(後述)が着る、モモレンジャー似の強化スーツ。
半パンで、生身の太股がむき出しになっているところが実用的ではないが、オジサンたちの人気は高い。
【登場人物】
とりあえずの人物スケッチ。
全員が出るわけではなく、候補は選定中です。(^ω^)
◇ 怪獣、ギャンゴ似の、怪獣、チャンゴ
初期の江戸時代にも出現した記録が残る伝説の怪獣。
永い眠りから覚めて、芦ノ湖に出現する。
一般的な怪獣のような形状をしているが、頭の両端にパラボラアンテナのような耳があり、両手は金属状でC字型である。
ひょうきんなキャラクターを持つが、凶暴な一面もあり、何でもかんでも踏み潰す。
怪力であり、その威力は、湖畔の源泉を叩いて温泉を噴出させ、一晩で芦ノ湖を温泉に変えてしまうほどである。
以来、毎日、芦ノ湖でひと風呂浴びている。
最後は・・・。
◇ 宝田明似の、黒岩源一郎総理大臣
元防衛庁長官、現総理大臣。
防衛庁長官時代に、芦ノ湖畔に全く役に立たない秘密基地を建造し、血税の無駄遣いと野党から連日激しい追及を受けている。
第1話に登場した人物とは、よく似ているが、別人である。
最後は・・・。
◇ 中山昭二(キリヤマ隊長)似の、桐崎隼人現防衛庁長官
黒岩総理とともに、未確認生命体出現のニュースを画策するが、ことごとく失敗に終わる。
口癖は「ナニッ!」である。
最後は・・・。
◇ 平田昭彦(岩本博士、ウルトラマン/ミスターK、レインボーマン)似の、岩田康三基地長
普段は真面目な秘密基地の基地長として勤務しているが、実は某国からやってきたテロリスト集団「皆殺し団」のリーダーである。
日本人に深い恨みを抱いており、日本人に対する憎しみが頂点に達すると、ライフル銃を抱えたレオタード姿の女性団員たちと「皆殺し団のテーマ」に乗ってゴーゴーを踊る。
左手がフックである。
建物ごとチャンゴに踏み潰される。
◇ 二谷英明(当八郎、マイティジャック)似の、雷天号艦長、三谷英三
白いタートルネックに青いブレザーがさわやかである。
毎日、雷天号で芦ノ湖の湖底をパトロールしている。
パトロール中に、藻やミジンコの新種を次々と発見してしまい、調査報告書を事務的に書いているうちに、いつの間にか、生物学者として注目を集めていることを本人は知らない。
湖底パトロール中に、不運にもチャンゴに出会ってしまい、仙石原に投げ飛ばされ、壮絶な最期を遂げる。
◇ 東野英心/孝彦(荒垣修平副隊長、ウルトラマンタロウ)似の、雷天号副艦長、新垣修太郎
第1話に登場した、東野主人に似ているが、別人である。
三谷艦長とともに壮絶な最期を遂げる。
◇ 二瓶正也(イデ隊員、ウルトラマン)似の、雷天号乗組員
お調子者である。
三谷艦長、新垣副艦長とともに壮絶な最期を遂げる。
◇ 小牧りさ(ペギー松山、モモレンジャー)似の、「ホテル ニュー芦ノ湖」の女性従業員、チェリー松島
昼間、ホテルの従業員として働いている秘密基地の女性隊員。
その正体はモモレンジャー似の女性ヒロインである。
トラジをホテルの見習い従業員として紹介する。
ハート型のイヤリングと健康的な太股が特徴である。
◇ 岸田森(牧史郎、怪奇大作戦/他)似の、明晰な生物学者
友情出演。
チャンゴについて、隊員たちに説明する形で、さりげなく視聴者に解説を行う。
おしまいのセリフ 「(椅子に座ったまま、両手を頭の後ろで組み、反り返りながら) まァ、そんな怪獣、いるわけ、ありませんがね。」
◇ 柿崎澄子(透明ドリちゃん)似の、エリカ
いつも芦ノ湖の水面を悲しげに見つめている謎の美少女。
彼女がオカリナを吹くと、チャンゴは攻撃を止め、うっとりと聴き入る。
しかし、ある日、自宅の豆腐屋から父の手違いでオカリナと取り違えられたチャルメラ入りの袋を持参してしまい、
チャンゴに踏み潰される。
◇ 芦ノ湖畔のコロボックル
宮崎あおい似の姉。
榮倉奈々似の妹。
姉が夜ドラ、妹が朝ドラ担当である。
花の冠を被り、南国風の衣装を着ている。
チャンゴを宥めるために「チャンゴの唄」を歌うも、小さな声が届かず、
チャンゴに踏み潰される。
◇ 大月ウルフ似の、外国人諜報部員、ゲオルギー
日本に潜入し、諜報活動を行っている。
外国人宿泊客を装い、「ホテル ニュー芦ノ湖」に宿泊する。
一見真面目な外国人旅行客だが、カシミアのコートの内側には怪しげな武器をたくさん忍ばせている。
強化人間であり、電気を食べるとパワーアップする。
チャンゴの嫌う電波を発するメーサー電波銃で戦うも、電波自体に殺傷能力はなく、
チャンゴに踏み潰される。
◇ 真理アンヌ似の、謎のハーフ美女
常にオードリーヘップバーンのような黒いサングラスをしている。
その正体はゲオルギーの部下の女スパイである。
共にチャンゴに踏み潰される。
◇ チャールズ・チャップリン似の、外国人喜劇俳優
宮ノ下の某名門ホテルにおいて静養している。
いつものように仲間たちとテニスコートでテニスをして遊んでいたところ、チャンゴに遭遇する。
チャンゴに仲間たちを次々と捕って食われる。
恐怖に震えつつも、お得意の愛想笑いをしながら、日本で覚えたギャグ、シェーをしてみせたところ、何故かチャンゴに大ウケする。
チャンゴが真似してシェーをしている間に、尻を振りながら脱出する。
完全封鎖後の箱根における数少ない生存者である。
◇ ケムール人似の、地底人
突如、地底から出現して、箱根駅伝に乱入、大学生らを引き離して快走するも、
チャンゴに踏み潰される。
◇ ラゴン似の、等身大の半漁人
チャンゴの目を盗んで、温泉と化した芦ノ湖に毎晩浸るが、
チャンゴに踏み潰される。
◇ ペギー葉山(緑のおばさん、ウルトラマンタロウ)似の、緑のおばさん
ウルトラのママに変身する。
◇ ウルトラの母似の、ウルトラのママ
ママなのにもっこりしていることが、全国の児童たちの間で問題になっている。
巨大化する前にチャンゴに踏み潰される。
◇ ソフビ(ソフトビニール人形)メーカー、ブリマァク社長
チャンゴ出現のニュースを聞き、チャンゴのソフビ製作の資料収集のために、厳重な警備をかいくぐって、完全封鎖された芦ノ湖に潜入するも、
本物に踏み潰される。
◇ プラモデルメーカー、イマイヤ社長
雷天号のプラモデルを発売し、なかなかのヒットを飛ばす。
より大きな「ビッグ雷天号」と「芦ノ湖畔秘密基地」を発売すべく、芦ノ湖の秘密基地に取材に訪れるも、
チャンゴに踏み潰される。
◇ 石橋正次(静弦太郎、アイアンキング)似の、青春スター、高本優作
特殊なムチを振り回し、チャンゴに挑むも、チャンゴの腕に絡まったムチごと振り回され、小田原まで放り投げられる。
◇ 浜田光夫(霧島五郎(アイアンキング)、アイアンキング)似の、登山者のおじさん
青春スターの相棒。
サユリスト羨望の的である。
いつもテンガロンハットを被っている。
干物など塩気の多いものが好きであり、いつも水を飲んでいる。
水がなくなると動けなくなり、お荷物小荷物になってしまう。
チャンゴに踏み潰される。
◇ 清水アキラ似の、600万円の男
元防衛庁職員。
飛行機事故により瀕死の重傷を負うが、防衛庁の改造手術により蘇る。
600万円という低額で改造されたため、ロボコップのように動きがぎこちない。
左手が小型爆弾になっている。
チャンゴに踏み潰される。
◇ ロボット刑事K似の、ロボット刑事J
国産ロボット。
低CPUであり、メモリ不足により、しばしばフリーズする。
一度、チャンゴにやられる。
物語の後半、自らのボディを赤ペンキで再塗装し、後頭部にチョンマゲ状のロケット弾を装備して、リベンジに挑むも、
チャンゴに踏み潰される。
◇ 水戸黄門御一行
江戸時代に、初代チャンゴに遭遇する。
格さんが印籠を高々と掲げるも、
まとめてチャンゴに踏み潰される。
◇ トラジ (通称。本名は不詳。)
天才放浪画家として有名な寺田寅次の名前を騙り、全国の温泉街を旅するただのルンペン。
チェリー松島の紹介で、「ホテル ニュー芦ノ湖」の見習い従業員として働く。
この物語の主人公だが、日の目を見ないまま、
チャンゴに踏み潰される。
お話とシナリオはまた。
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