昨日は土曜日。
前から予定されてた早川義夫さんと佐久間正英さんによるCes Chiensのコンサートを見てきました。
http://www15.ocn.ne.jp/~h440/live.html
早川義夫さん
http://www15.ocn.ne.jp/~h440/index.html
佐久間正英さん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=318110
場所は鎌倉の歐林洞ギャラリーサロン。
http://www.shonan-kanko.com/eat/olindo.html
http://www.toretate-shonan.com/shops/eat/orindo.html
(2番目のサイト、アジが飛んでますが(サイト上部の「とれたて湘南」共通部分)、歐林洞さんはケーキ屋さんです)
で、その開場が17:10なので、それまで江ノ島でのんびりすることに。
でも、出発が遅かったのか、冷静に考えてみると、あんまり時間がない。
で、江ノ島の生シラスでも食うて行こうかと思うたら、今日は売り切れじゃったわ。
残念じゃ。(`ω′)!
それから、江ノ電に乗って、鎌倉へ。
ほいじゃが、この江ノ電はいつも混んどるよのう。
江ノ島駅で乗ったんじゃが、けっこういっぱいじゃわ。
で、途中からもどんどん乗ってくる。
もうぎゅうぎゅうじゃのうというところで、車椅子の人が乗ることになった。
ホームには人があふれておって、皆乗ろうとする。
じゃが、車椅子の人がおるのに気が付いて下がる人もおれば、無理やり乗ろうとするのもおる。
で、その車椅子の人と家族が乗ってちょうどぐらいのところに、あとからおばさんがどうしても乗ろうとする。
で、車椅子の付き添いの若い男の人がキレて怒鳴った。
「車椅子の人がいるんだ。次まで待てばいいだろ!」
するとおばさん、涙目になりながら、「すみません、すみません」言いながら、乗り込もうとする。
男性がひじを掴んで、出そうとするが、手を入り口に当てて、絶対に降りない。
ただひたすら、謝りながら乗り込もうとしておる。
乗った後も、男性からずっと説教をされている。
何か、急ぎの用でもあるんかしら。(´・ω・`)
それとも、単にパニックで、バーゲンセール会場の状態になっとるだけなんかしら。
何か、すごく嫌なものを見てしまった気がする。
ほいじゃが、どのみち、わしゃ身動き出来んわ。
それから、鎌倉について、会場まで歩く。
会場は小町通りを抜けて、鶴岡八幡宮の西脇を歩いて少し行ったところにある。
で、小町通りをあれこれ見て歩く。
昼に自宅で食うてから、何も食うとらんわ。
で、例によって、手作りソーセージを食う。
今日は左手の店で食べてから、その先の右手の店でも食うたわ。
それから、会場へ。
会場はケーキ屋さんで、古い美術館を改装したとかで、味のある建物じゃわ。
東京、神奈川にはこういう建物が多いのう。
で、しばらく待って、会場。
会場には大きなグラウンドピアノとギターの演奏場所がセットアップしてある。
で、他の人を見ると、想像した以上にいろんなお客さんが来られとる。
おじいさんとか若い女性とかこれまでの早川さんのライブであまり見たことのない人がおるね。
地元じゃけん、知り合いの人とか、たくさん駆けつけてきたんかのう。
それから、しばらくして、佐久間正英さんが登場。
オレンジ色のシャツに水色のパンツ、革靴で、背が高くてカッコいい。
で、ギターで一曲弾き始める。
やっぱり上手だのう。
これが自家製のギターとは驚きじゃわ。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=798633970&owner_id=318110
頷きながら聞いたら、早川さんが登場。
前々回の赤、前回のピンクに続いて、今回は水色のシャツ。
オシャレだのう。(^ω^)
それから、いつものようにピアノを弾きながら歌い始める。
佐久間さんのギターも入って、いい感じ。
ちょっとアンプの音が大きいような、ひび割れておるような気もするけど、生のピアノの音はやっぱりええね。
ご本人も弾いていて、気持ちがええんじゃないかしら。
ピアノの色も木目調で美しい。
いくらぐらいするんかしら。
一時間歌って、途中、30分ほど休憩。
ケーキ屋さんじゃけん、ケーキと紅茶が出るんじゃのう。(^ω^)
ワインもあったけん、ワイン飲みながら、ケーキをいただく。
こういうコンサートもええね。
ラグジュアリーだわ。
それから、また会場に戻って、また一時間の演奏。
何となく、前半より音が小さくくっきりしたような気がする。
こっちの方がええわ。
わしゃ、片耳じゃけん、こっちの方が聞き取りやすい。
それから、途中で早川さんのMCがあって、昨年9月に亡くなった仲間のHONZIさんを追悼する歌を歌う。
これがとてもよかった。
音と着想に心がこもっている。
感情を感情的に表現するのではなくて、感情をアートとして表現していた。
我を忘れて涙ながらに歌うのではなくて、涙を、一端、音に変換して歌っていた。
泣いたり、がなったりするのは、表現じゃない。要求だ。
要求は、奪うものであって、与えるものではない。
表現は与えるものだから、要求は表現ではない。
要求は表現できない。
例えば、テロリストたちが人質を取って銀行に立てこもり、政治的な要求をするのは、表現じゃない。
犯人たちは何かしらを訴えながら、実は要求ばかりしている。
力ずくで奪い取ろうとするから、力ずくでねじ伏せられる。
表現しながら、要求するのは、矛盾している。
表現する人にとっても、鑑賞する人にとっても、これを見極めるのがなかなか難しいんじゃないかしら。
それから「ひまわりの花」もやってくれた。
この曲、わしゃすごく好きなんじゃけど、今回は佐久間正英さんがいらっしゃって、CDと同じギターを弾いとられた。
感激じゃ。
長年、聴いてきた甲斐があったわ。(´;ω;`)
で、最後にアンコールがあって、「割れた鏡の中から」を歌っておしまい。
会場を出るともう20時過ぎ。
帰りに蕎麦でも食うて帰ろうかと思うたら、どこもかしこも閉店作業中。
まあ、仕方がないわ。
で、お家に帰りました。
さてm次のライブは、7月13日じゃ。
わしゃ、これも行くんじゃ。(^ω^)
7月13日(日) 早川義夫ソロライブ 音楽が降りてくる夜
会場 外苑前Z・imagine(東京都港区北青山2-7-17 青山鈴越ビルB1F 地下鉄銀座線外苑前駅 3番出口すぐ)地図a、地図b
出演 早川義夫(Vo,P)
開場 午後4時30分 開演 午後5時
料金 3000円(ドリンク別) ※限定40席
予約 ジパングプロダクツ 03-3423-6343 zimagine@radio-zipangu.com
問合せ アイピーエー 03-5790-0049
♪歌を歌うのが歌だとは限らない 感動する心が音楽なんだ(「音楽」より)
行く人は早めに予約じゃ。(`ω′)!
じゃあの。(`ω′)!
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toraji.comの本
http://ameblo.jp/toraji-com/entry-10059286217.html
// 例えば、要求をマイナー調で表現すると、「お涙頂戴」になってしまう。
// 要求を表現するのは、呼吸において、息を吸い込みながら、吐き出すようなものである。