昨日は早川義夫さんのライヴを見ました。


3月19日の「音楽が降りてくる夜」という公演です。
http://www15.ocn.ne.jp/~h440/live.html



今働いている場所が八王子の奥地にあって、そこから会場の外苑前まで、定時に出てもぎりぎりぐらい。


仕方がなく、特急あずさに乗ったら、中野あたりで列車事故が発生して停止。


なんでも、前の車両のドアが走行中に開いたとか。


無茶苦茶じゃ。(´・ω・`)



けっきょく、10分遅れで、到着。


雨の中、何とか、間に合ったんじゃけど、お金を下ろしてなかった。


どうしようかと思ったら、チケット代とちょっとぐらいはある。


まあ、ええわ、と思うて、ワンドリンクで生ビールを注文。


で、つまみに、生ハムをつまむ。


美味いのう。(^ω^)



それから、しばらくして、ライヴ開始。


早川さんは濃いグレーのジャケットに赤いシャツを着てらっしゃっていた。


何曲か歌って、ジャケットを脱いで、歌いだした。


ああ、いいなあ、知ってる曲ばかりだ。


口の中で一緒に歌いながら、聞いている。


ピアノの音がとてもよいですね。


ずんずんと響いてくる。


やっぱりCDよりも、生の音のほうがいい。


普段、なかなかライヴに行かないので、ついついその事実を忘れてしまう。



そのうち、「純愛」のイントロが聞こえてきた。


ああ、この曲をやってくれてよかったなあ。




♪君と自転車に乗って 買い物に出かけよう


 ただそれだけで 幸せになる


 壊れても不思議はないのに 僕らは仲良しだよね


 だから困るね せつなくなって


 純愛の花が咲く


 純愛の鐘がなる


 ふたりはひとつになる



 最高の幸せと 最高の悲しみが


 僕らを襲う 嵐のように


 なぜに僕らは求め合い なぜに僕らは憎み合う


 心の底では 信じているよ


 純愛の花が咲く


 純愛の鐘が鳴る


 ふたりはひとつになる


 「純愛」(作詞・作曲:早川義夫)




この歌をよく聞いていた頃、僕は彼女と自転車に乗って、出かけた。


彼女の自転車を僕が漕いで、彼女が後ろに乗っていた。


そしたら、彼女のかかとが、車輪のスポークに挟まって、車輪が歪んでしまった。


いつまでも、こんなことをしていられたら、幸せだなあと思っていた。


けれども、僕の生き方よりも、人生の時間がたつのが早くて、気がつくと、僕はいつの間にかまた独りぼっちになってしまっていた。


それからしばらくして、同じアルバム「花のような一瞬」の収録曲「グッバイ」も歌ってくれた。




♪残酷な歌を聴かされて 君と最後の食事


 テーブルには紫の花が いっぱい咲きこぼれていた


 全力で愛さなかったから 君を見失ってしまった


 生きていくのが 恥ずかしくなるほど


 思いっきりふられて 打ちのめされる


 どうしてもなじめないものがあって 好きなところだけ愛してた


 何か得体の知れないものが 始終僕を襲っていた


 すべてを愛せなかったから 都合よく愛していただけ


 天国から地獄まで 真っ逆さまに突き落とされ


 みごとに捨てられ 君を失う


 バイバイ グッバイ バイバイ グッバイ


 バイバイ グッバイ バイバイ



 突然狂いだしては君を泣かせ 何度も飛び出してはドアをたたき


 心が離れていかないから 別れることもできなかった


 それでも君はうまくいくよと 好き同志ならうまくいくよって


 どこまでも優しく どこまでも強く


 燃え尽きていくのを じいっと待っていた


 いつも いつも


 君だけを 思ってた


 バイバイ グッバイ バイバイ グッバイ


 バイバイ グッバイ バイバイ


 「グッバイ」(作詞・作曲:早川義夫)




このアルバムが発売されたのが、’96年だから、もう12年も僕はこれらの歌を聞いていた。


その間に彼女と出会い、一緒に暮らし、そして見失ってしまった。


時が流れるのは早いものだね。



その後、休憩を挟んで、何曲か、歌ったあとに、ゲストで、鈴木亜紀さんが3曲歌った。


これがまた早川さんと違った素敵な歌で、とってもよかった。


昔、初めて矢野顕子さんの歌を聞いたときに、すごいなあと思ったけれども、彼女にも何かワンアンドオンリーな魅力を感じました。


今度、CDを買おう。



それから、また、早川さん。


最後ぐらいに、早川さんが4月の新宿ライヴのチケットが出口で売ってるという話をしていた。


しまった、お金が足りないなあ。


でも、チケットはぴあでも買えるだろうからまあいいかとあきらめる。



最後は、アンコールで、早川さんが「サルビアの花」を歌って、おしまい。


なんとも素敵なライヴでした。


ライブハウスと違って、細長いバーの隅で歌っていたので、なかなか正視して聞いてられなかったのだけど、こういう聴き方もいいのかもしれない。


歌を聞いている間、ずいぶんたくさん考えごとをしてしまった。


でも、メモれないから、考えた先から忘れてしまった。


でも、一度でも考え付くと、いつかまた思い出すから、大丈夫だろう。



それから、帰ろうかと思って出口を見ると、早川さんがいるではないですか。


どうも、出口でDVDや書籍の販売をして、サインをしてくれるらしい。



しもうた。お金がないわ。(`ω′)!



しかたなく、いったん、外に出て、道路の向こうのコンビニでお金を下ろしました。


帰りに信号待ちして、冷や冷やしたけど、間に合った。


でも、戻ってくると、顔が汗をかいているのに気がついた。


トイレに入って、顔を洗って、あれこれして、これでよしと思って、出てくると、すでに販売が終わってました。



待ってー。(´;ω;`)



何とか、係りの人に頼んで、早川さんに引き返してもらって、本とDVDにサインと握手をしてもらいました。


以前に何度か、メールでお話させていただいたので、toraji.comですと名乗ったら、にっこり笑って、また握手してくれました。


どうして、こう、僕はいつもいつも手際が悪いのだろう。(´;ω;`)


4月の新宿ライヴのチケットを買うのも忘れてしもうたし。


なんとか、チケットを手に入れて、また歌を聴きたいです。


今度のライヴは、鈴木亜紀さんとジョイントライヴだそうです。


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4月29日(火・祝) 愛は伝染する

http://www15.ocn.ne.jp/~h440/live.html


会場 新宿ゴールデン街劇場(東京都新宿区歌舞伎町1-1-7 マルハビル1階 03-5272-3537 新宿ゴールデン街内花園三番街花園神社裏手。JR新宿駅東口より徒歩10分。西武新宿駅より徒歩8分。地下鉄都営新宿線・丸の内線新宿三丁目駅より徒歩5分)地図a、地図b
出演 鈴木亜紀(Vo,P)/早川義夫(Vo,P)
開場 午後4時30分 開演 午後5時
発売 前売3500円 当日4000円(限定60名様。当日券は販売状況によります)
予約・お問合せは OFFICE HALまで。http://hal.coco.co.jp/officehal/
申し込みはメールで(件名に「4月29日ライブ」と記入) hal@coco.co.jp
携帯からは http://hal.coco.co.jp/officehal/m/
メールのない方は、アイピーエー 03-5790-0049までお問合せ下さい。

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楽しみじゃのう。(^ω^)


みなさんも、ぜひ見に来んさいや。



じゃあの。(`ω′)!



注:本文中の歌詞の引用については、以前に早川さんご本人からご承諾をいただいています。


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