今日は、先々週の続きに行ったんじゃ。
【日記】生皮を剥がされました。
http://ameblo.jp/toraji-com/entry-10050120645.html
ほうじゃ、あの波をざぶーんとかぶって、皮膚が剥げた続きじゃ。
で、今日も、京急線に乗ったんじゃ。
朝ごはんを食べとらんけん、品川駅で駅弁を買うたんじゃけど、たまたま来た電車が座席が横向きの普通の車両じゃった。
で、乗車率はちょうど100%ぐらい。
最初は我慢しておったんじゃけど、着いてから食べたら、向こうで外食が出来んけん、電車の中で食べたわ。
すごい恥ずかしかったわ。
弁当を食べて、読書。
今日はブッダ・チャリタを読んでおった。
で、駅に着いて、城ヶ島に行く前に、少し寄り道じゃ。
前に三崎口駅から荒崎に向って歩いておる途中にみかん園「丸太園」を見つけたんじゃ。
そこが10月中旬以降からみかん狩りをやっておるはずなんじゃ。
で、今日、行ってみたら、やっとったわ。
お姉さんが入り口におって、頼むと、小さいビニール袋と園芸用のはさみを渡されたわ。
料金は大人が800円で、園内食べ放題。
持ち帰りはビニール袋に入るだけ。
で、早速行ってみたら、園内はわりと狭いんじゃけど、その中にたくさんみかんの木が植えてあって、たくさん身を付けとったわ。
先週ぐらいからはじまったけんか、低い位置にあるやつはわりと緑色がかったのが多いけど、上のほうに行くほど、黄色いのが残っとるわ。
で、さっそく、それをもいで食うてみた。
ぶち甘い。(^ω^)
こらええわいと思うて、園内をあれこれ歩きながら、色のええ、小ぶりなやつを見つけては、もいで食うとったわ。
みかんは、大きいのより、小さいほうがええね。
皮が薄くて食べやすいわ。
それにしても、自然の恵みは豊かじゃのう。(^ω^)
みかんの木一本に200個ぐらいの実がなっとって、その木が200本ぐらい生えとる。
それだけで、40000個のみかんがあるわけじゃ。
こんな狭い土地に。
園内をうろうろしておると、そこかしこから子供の声が聞こえる。
どうも親子でみかん狩りに来とる人が多いらしい。
なんか、みかんの実がお喋りしよるみたいじゃ。
緑色の葉の壁をくぐりながら、黄色の実をもいでいく。
なんかしらんが、ぶち楽しいのう。(^ω^)
最初、800円の入園料に対して、何個ぐらい食べれば、元が取れるんじゃろうかとか、考えておったけど、そういうもんじゃないね。
みかん狩りは、みかんを狩ること自体が楽しいわのう。
これって、冷静に考えてみたら、単なる労働なんじゃけど、たまにやるから楽しいんじゃろうのう。
結局、15個ぐらい食べて、15個ぐらいお土産をもらって帰ったわ。
ぶち楽しかったわ。(^ω^)
来年も来よう。
それから、バスに乗って、城ヶ島へ行こうと思ったんじゃ。
で、そのバス停は後ろ向きにちょっと行ったところと、前向きにずっと歩いたところにある。
けっかくじゃけん、前向きに歩いておったんじゃけど、ほしたら、ちょうどバスが後ろから追い抜いていった。
で、しもうたと思ったんじゃけど、幸い渋滞しておって、徒歩とあまり変わらん速さで進んでいく。
たしか、その先にバス停があったのうと思ったら、それが見えてきたけん、ちょっと走ったんじゃ。
ほしたら、何とかたどり着いたけん、間に合ったわと思うて振り返ったら、バスがすごい勢いでバス停をすっ飛ばして行ったわ。
どうも、バス停の先の黄信号を渡りたかったらしい。
やられた。あと3秒早ければ。(`ω′)!
で、調べたら、次は30分後じゃ。
どうするかと思っておったら、城ヶ島の入り口近くの三崎港どまりのバスが来たけん、それに乗ったわ。
こらあ、昼ごはんはまた三崎港でまぐろじゃのう。
で、三崎港に降りて、お店探し。
いろいろ見たんじゃけど、うまそうなところはちょっと高くて、行列が出来とるんじゃのう。
結局、人気のない店に入ったわ。
三崎港はロータリーを挟んで、東西にマグロのお店がいろいろあるんじゃけど、基本的に西側の方が観光客向けの店が多いね。
東側に行くと、地元の人向けの店がたくさんある。
で、今日はその東側の店。
マグロのユッケ(900円)とまぐろの二色丼(1600円)。
ユッケ、うま。(`ω′)!
わしゃねぎとろも好きじゃけど、ユッケも好きじゃ。
うまいのう。(^ω^)
まぐろの二色丼の方は、よく見ると、ヅケ丼じゃった。
それから、歩いて、城ヶ島の大橋を渡って、城ヶ島へ。
途中、後ろからすごい音がするけん、振り向いたら、暴走族じゃった。
神奈川は暴走族がけっこう多いね。
彼らが向った方向(西の端)に向って、歩いて、ようやく先々週の場所まで来たわ。
今日はすごい波が穏やかじゃった。
で、この間の事故現場に行ったら、それよりずっと危険なところでたくさんの人が釣りをしとったわ。
カップルが昼寝して、小さい子が走り回っとる。
波が穏やかじゃと、ずいぶん印象が違うね。
で、事故したところを確認すると、どう見ても、海から5メートル以上は離れとる。
しかも、海面からかなり高い。
相当大きな波じゃったんじゃろうね。
一旦、陸に戻って、灯台へ。
城ヶ島は東西にひとつづつ灯台があるんじゃ。
こちらの灯台は2代目で、関東大震災で倒壊したのを作り直したらしい。
出来たのが大正15年じゃから、相当のおじいさんじゃのう。
それから、歩いて、島をぐるりと回ったわ。
途中、行き止まりになっておって、そこから山道の階段を歩いて、城ヶ島公園へ。
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35.7.51.179&lon=139.37.21.814&sc=3&mode=map&type=scroll
高台で、展望台がいくつかあるんじゃ。
そこから、また反対側の階段を下りて、向かいの岩場へ。
こちらにもリアス式の海岸が広がっておって、なかなか壮観じゃ。
で、一番端にもうひとつの灯台がある。
西の灯台は陸の丘の上にあったけど、こっちは岩場の外れにある。
で、長さ2メートル、幅30センチぐらいのコンクリの道を歩いて、行かんといけんのじゃけど、なんか、周りに波があって危ない。
じゃが、灯台ではおじいさんが釣りをしよる。
で、わしも行ってみたんじゃけど、帰ろうかと思ったら、えらいでかい波が帰り道にざぶーんとかぶっておった。
こらどうするかのうと思うて、波が来た直後を狙って帰ろうかと思ったんじゃが、すぐに小さい波が来て、右足がびしょぬれになってしもうたわ。
それから、ぐるり回って、一番果てまで来たら、その先に崖伝いに岩を掘って作った細い階段があった。
で、その先にも歩道が続いておる。
どうも、その先を通り抜けられるらしい。
ほいじゃが、歩いていくと、途中、どうみても人が歩くような道じゃないところがあったんじゃ。
ほいじゃが、そこを何とか抜けると、その先の谷間に水が湧き出しておるところがあった。
昔、源頼朝がお茶を入れるのに、ここの水を使ったんじゃとか。
三浦半島は鎌倉が近いせいか、鎌倉幕府ゆかりのところが多いね。
ほいじゃが、その先ががけ崩れで進めんかったわ。
また、歩いて戻ってきたわ。
結局、また高台の公園まで登って、また大橋を渡って帰ってきたわ。
本土に帰ってきて、バス停まで歩く途中に、崖沿いに階段があったんじゃのう。
で、上はどうなっとるんじゃろうかと思って、登ってみたら、畑じゃった。
その畑にS字に道路が走っておって、そこをぶらぶら歩いておったら、農家の人と目があった。
で、そのまま通り過ぎて行ったら、行き止まりじゃった。
仕方なく引き返して、逆に歩いたらやっぱり行き止まりじゃった。
どうも、その道は私道らしい。
ちゅうか、その高台全体が農家の人の土地らしい。
知らんで入り込んで、うろうろしよったわ。
来た階段と逆のほうに細い抜け道があったけん、そこを下ると、民家に出た。
港町の路地裏じゃ。
なんか、のんびりしたところじゃのう。
煙草屋の前におばさんが数人と若いおまわりさんが一人おった。
何か雑談をしておった。
あるおばさんが言った。
「最近、物騒ですよね。」
すると、おまわりさん。
「そうですよね。」
すると別のおばさん。
「最近はおまわりさんだって、悪いことしてますからね。」
すると、おまわりさん。
「そうなんですよね、困ったもんですよね。ははは。」
なんだか、楽しそうじゃったわ。
それから、またバスに乗って、京急線。
今度は、前向きの二人席の車両でゆっくり本が読めたわ。
さて、今週も楽しかったのう。(^ω^)
ようやく城ヶ島を回ったけん、来週はまた三崎港からの続きじゃ。
来週、南岸を歩いたら、再来週から、いよいよ東岸じゃ。
楽しみじゃのう。(^ω^)
じゃあの。(`ω′)!
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