21日は墓参りの後、マチャヨとアカデミー作品賞を受賞した『ハート・ロッカー』を観てきたお音譜

いや~すんばらしい!!
注目されていた『アバター』との対決でしたが、なるほど納得。こちらの方が作品賞にふさわしいだすね。
『アバター』もかなりおもろかったけど、遊園地の絶叫マシーン的な面白さはあっても、この手の社会派作品を前にしては分が悪いだす。

何と言っても一番良かったのは、まるでドキュメンタリー映画のような作り!!
この点はマチャヨも大絶賛でした。

まるで、その場にいるかのような臨場感&緊迫感。
“爆弾処理”というシチュエーションが、否が応うでも、ギリギリガールズな気分にさせてくれます。
カメラワーク・アングル的にも効果的な見せ方をしていて、固唾を飲んで見守ってしまいました。

そして、中東問題に限らず、アメリカと云う国が、その昔から腕力で“敵”をねじ伏せてきた為、王者の立ち振る舞いをしながらも、常に“敵”の報復に怯え続けている様子も、非常に丁寧に描かれている。
一体、どこから狙われているのか解らない恐ろしさが、画面一杯に表現されていて、アメリカが抱えている問題が、克明に映し出されてますだ。
この辺の描写は非常に巧い。
観ながら思わず唸ってしまいますただ。

他にも非常に秀逸だったのは、他の戦争映画では、戦争によって悲惨な目にあった辛い話系が多い中、ギリギリガールズ中毒に着眼しているのは良かっただす。
この1点が賛否両論の対象になっているのも頷ける。
1歩間違うと、もっそい不謹慎な内容に成りかねないもぬ。
でも、実際に、このような症状に陥る兵士も少なからずいるのだろうし、これもまた、戦争がもたらす被害の一つなのかもしれない。

観終えた後、マチャヨと延々映画について語り合える程、考えるべきテーマがたっぷり詰まった作品でした。
賛否両論はあると思う。
観る人によっては、もっそいつまらないだろうし、腹が立つ人もいるかもしれない。
でも、これもまた“戦争”という魔物が持つ一面なんだと認識し、目を逸らさずに観るべき映画かと。
是非観て下され。


評価:★★★★★

$あちんの映画村。-ハートロッカー


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