朝起きて 母がいない。

あぁ~ やっぱり現在かぁ~


入院準備して手続きの書類を書き、母の所に行った。



母は集中治療室。
二親等迄しか入れないので、学校が休みの子供達は談話室で待たせた。

治療室に入ると看護師さんに

「意識は戻られたんですけど、やっぱりお話は出来ないみたいですね」
って言われた。

酸素マスクは外されて寝てたけど声をかけると起きた。
「お母さん、大丈夫?手術したんやで?もにこの言う事聞かへんからやで!」
冗談混じりで言うと笑ってた。

首は普通に動かせるようになったから
話かけると頷いたり出来る。

ただ、手術後だから仕方ないけど母の姿が痛々しくて可哀想でたまらない。
母のあんな姿を今まで1度も見たことがない。

昨日は泣かなかったのに今日は勝手に泣けてくる。


母にまた明日来るねと言って治療室を出た。

子供達に泣いてたのがバレないように
気合いを入れて いつもどうりのママになる。


笑ってたし、話かけたらわかってるみたいだから大丈夫!リハビリすれば良くなる!

そう思いながら…
出来だけ前向きに考えながら家に帰った。


たけど、家に帰ると何もする気が起きない。
しなきゃいけない事はたくさんあるのに。

はぁ~って、ため息しか出ない。


お母さんの娘だけど、家に帰れば私は子供達のお母さん。

ちゃんと「お母さん」をしなければ。

切り替えるのがこんなに難しとは思わなかった。