「割ったらあかんで。失敗したら怒られるで。ちゃんとしなあかん。このオババ、頭おかしいからな❗」









認知症の母を在宅介護していた5年前の話。
食器の洗い物を母に頼んだところ、母は嬉々として洗ってくれていた。





認知症の人は、自分の役割があると落ち着いたり、生きる力になる。







認知症の人って独り言が増える。
母もよくブツブツつぶやいた。







食器を割らないように、慎重に丁寧に洗いながらつぶやく母の話に耳を傾けると、
母も、自分の両親から虐待を受けて育っていたことがわかった。






失敗するたびに、肉体的虐待を受けていた話をしてくれた。







だからだ。








虐待の連鎖で、私たち子供を虐待していた。






だからと言ってすぐに、両親への憎しみが消えてなくなるわけじゃないけれど。






年老いて、小さくなった母の背中をそっと心で抱きしめた。






愛し方がわからなかった両親。
しつけと思い込んだ虐待。







そんな哀しい虐待の連鎖は、私の代で終わらせよう。






両親が認知症にならなかったら、私は、二人を憎んだまま許せないままだったのかな。






答えなんてないけど、向き合うきっかけをくれた認知症にありがとう照れ






認知症の親のつぶやきに、そっと耳を傾けたら、介護が楽になる謎がとけるかも?






虐待の裏側にあるモノ・・・
それがきっとあなたをしあわせにみちびくよ💗













 



ブラボー!
           認知症音符