『レディーズ・メイドは見逃さない』を読みました。
ジャンルは、コージーミステリーです。
語り手のジェインは、レディーズ・メイド。
ベンチリー家の長女ルイーズと次女シャーロットに仕え、服をコーディネートし、髪を結い、話し相手になるのが日々の仕事。
名門ではないベンチリー家は、社交界から鼻で笑われたりしますが、娘のシャーロットが名家のニューサム家の息子、ノリーと婚約することに。
ところが、婚約発表をするクリスマス・パーティでノリーが殺されてしまうという事件が起き、ジェインは犯人を探しに乗り出します。
読み終わった後にまず思ったことは、なぜ、殺人の動機に性暴力を使うのだろうかということ。ミステリー小説の題材となるほど、それだけ日常的に、社会の中に性暴力があるということかもしれません。
でも、性暴力があることが当たり前であるという社会は、変えなくてはいけない。
性暴力は根絶しなくてはいけない。
そのことを考えると、題材としての使い方が安易に思いました。
『レディーズ・メイドは見逃さない』ニューヨーク五番街の事件簿 1
マライア・フレデリクス/著;吉野山早苗/訳
原書房(コージーブックス)2019.10(初版第1刷)
