2月の終わりに何気なく、ネットニュースを見ていたら

「中国製バス、京都を走る!!」などというなんとも???な記事を見て

読んでいくと、どうやらそれが路線バスで、なおかつ事業者がプリンセスライン(京都急行)さんであるらしいことが判明した。。。


プリンセスラインさんと言えば、女子校へ行く路線で、なかなか興味深い車両を保有していることで有名なバス会社…

どういう経緯で、なぜこの車種なのかはよくわかりませんが、何しろ6台もの大量車輛を購入された、しかももう走っているというのに驚きを隠せず、休みになった日に、大阪の友人と一緒に見に行く事にしました。


中国の電池・自動車メーカーである比亜迪(BYD)製の「K9型」と呼ばれる電気バスが今回導入されているそれで、どうやら厳しいとされている欧州基準もクリアしているという、なかなかの完成度の高い車両との事。


今まで日本に入ってきた韓国製デウ、ヒュンダイとは何が違うんでしょう…まぁ、国が違うという事しか(汗)


で、とある平日、京都は四条河原町にて待ち合わせ

しばし交差点でバスを眺めていると早速、市営の後ろから赤い車両が来ました!!







が、残念ながら国産…

いや、普段ならこれでも十分!!!な車輛で~

元神戸市営の3扉車という貴重な車輛なんですけどね

今回は、これじゃない。。。。。


で、相方と合流し、とりあえず3台ほど見送ったけど、どうも見当たらずで

おや?と不安になりとりあえず車庫があるであろう、その京都女子を目指すことにしました


市バスを七条で降り、歩き出すと



クランク式の信号を駅方面から颯爽と走り抜ける赤い車体!

そう、ついに見ました!K9です


色目でしょうか??どうも従来車と馴染んでしまった居て新車と思わない気が(笑)

でも確かに日本のそれではないスタイルをしています


だが、目の前には坂道…

メタボな私たちには少々きつい、、、


期待に胸を膨らませつつ、坂を上がると私たちには禁断の女子の学校施設が見えてきます

入ってはいけないだろう、その施設の先に、バス乗り場が左側に…

ご丁寧に「一般の方もどうぞ」とあったので、二人で安堵(笑)

ほら、最近は~ハラスメントやらに敏感にならないといけないじゃないですか?

気を付けないと、そうでなくてもおっさん二人で似合わない場所を歩いているので(笑)


バス乗り場の先、坂の上に1台見つけ、待機しているようなので運転士さんに声をかけて、写真を撮影させてもらいました♪













と、全方位を撮ってみましたが

中国製のバスというものが基本がどんなものかをよくわかっていないのですが

武骨な、装甲車的なイメージしかなかったんです。。。

それが、スタイリッシュだし、結構見た目は丁寧な作りに見えますよね。

そもそもちゃんと基本装備はあるんですから、バスとしては十分です


あとは、万が一の際のメンテナンス体制や、整備さんたちの慣れ、部品供給能力が肝なかと。。。

運転性は、国産だってそう~「日野はどう」とか「三菱はこう」とか持論ある運転士さんたちって多いから、拘りがあるがゆえに、他社、更には海外産に「慣れがない」という意味で「乗りにくい」を決めつける~要は操作性など「乗り慣れ」ればいいわけで、ブレーキ特性やハンドル具合などを極めて行けば、はなから否定する必要ってそもそも固定概念さえ捨てれば「ない」のではないかな?と思いますが…

と、思わせる仕上がりの良さに見えますね


さて、撮影していたらバスが折り返す車両や上に上がっていく車両~様々で、上ってどうなっているんだろうと興味が出てきました


ただ、上は神社っぽいしな???

と、とりあえず神社見たら京都だし参拝しなきゃと思ったので(笑)

上に上がってみると…




いきなり旧大阪市営のボンベ車がまとまって目に飛び込んできた!!





およよ!!

バスの車庫???転回場???

があるではないですかっ!!


ってか、ここ、神社の境内よね?

どうなっているんだろ?????

事務所も見当たらないし…


取りあえず、階段489段を誇る、秀吉公のお墓があるという、豊臣神社を参拝し、脚ががくがくになった所で(笑)自家用車駐車場側から撮影を…






電気ステーション?が台数分設置してあり、そこに交尾(笑)するように中国製のバスが据え付けられていき、満タンになったら出ていきます。

静かな、騒音の少ない作業に見えました

環境にはいいですね、やはり。

独特のエア音、ブレーキ音だけがやたら響いていました


ええ、プリンセスラインさんは今回のバスだけでなく、やはり、趣味の方にも広く興味深い車両たちがあって実に元気に見えます








昨年元気に路線バスとして走っているのを見ましたよ。



北村の2ドア車まで!!





実際に使用されているのかな??この2台は先出しの1台とは違い、未だに市内では見たことはないですね・・・ただ、この日はエンジンはかけていましたが…


いや、オールスターキャストそろい踏みって感じで素晴らしい車両たちを拝見することが出来ました。


改めて一度、雑誌などでこれらの車両やK9導入のいきさつなどを伺ってほしいものです!!


さて、時間もあったので、そろそろ駅へ戻ろうと思い、階段を降りると

何か、折り返しの光景がちょっといい感じだったので眺めてみることにしました




奥に道があって、降車したのち、神社階段前にて折り返していきます

右側が先ほど撮影した待機スペースです




降車を終えたバスは、坂を上がってきて




左側の道へと一旦はいる形で大きく曲がります




そして、階段ギリギリまでバックをし、絶妙なハンドルさばきで切り替えして、再びバス停へと坂を降ります 。

待機せずにタッチアンドゴーで折り返す車両もいますし、待機場所で休憩する車両、車庫へ帰る車両など動きは様々です

結構な頻度で見れるので、見ていて飽きないですね

終点の風景~どこか懐かしい景色でも新しい…


最後に、帰りに実際に乗ってみましたので~

乗車レポはgooブログでUP予定なので、感想と、数点かの写真だけ



グライドスライドドアは開口部も広く、乗車しやすいですね

ちゃんとニーリングも下がるし、車いすにも対応していますね

学生たちは、ドアが外側に開くのに慣れないのと、どうも整列文化のない、俗にいう「おおさかのおばちゃん」的乗り方をするので、係員さんも対応に苦慮していた感じです~慣れないとね(笑)

ただ、この「踊り場」的スペースが広い分、客だまりが少なく、乗車はスムーズに見えました

左側には、壁沿いに椅子が2脚と3脚あるだけ、右側は2弾上がって再び立ち客スペースとその奥に椅子スペースがあるという不思議なレイアウトになっています。

高い位置の立スペースは、加減速の際に結構よろめいていたのが気になりましたね。

にぎり棒などが少し足りないような…



いすはこんな感じです

硬いし少し狭いけどハイバックですわり心地は距離を想えば全然十分でしょう



このバスの最大の特徴と言いましょうか・・・

が運転席直後の機械スペース。

三菱のダブルデッカー1階席から運転席を見るようなといったら分って頂けるでしょうか???

通路を挟んで両側に壁があり、これが運転席と客席を完全に分離しています

ですので、カメラやミラーが至る所にあります。

こういうスペースって日本ですと後部へもってくる発想ですが、逆は路線車では初めて見ましたね

使用されていませんでしたがちゃんとモニターもありました

基本以上の設備が備わった車輛ですね




走行時は、至って静かで申し分なし

今までの車両は何だったんだ??と思わせるほどだし、日本製とも遜色ない

いや、あえて言わせていただければ、日本の各メーカーさん、侮れませんぞということ。

まぁ、基本的な「走る」という部分のエンジンや性能、適応性はまだまだ日本においては未知数なので、長期的に見なくてはならないとは思いますが、こと「客として乗る」という事だけで見たら、素晴らしく快適です。

これに目を付けたこの会社に拍手を送りたいくらいです

と、同時に「なんで今までなかった?」という気もしますね

電気バスなので高価ではあるでしょうが…


環境にも優しい、斬新で乗りやすい車両

これから日本で増える可能性を十分に秘めた、実に「面白い」車両であることは、今回実際触れてみて間違えないと思いました


皆さんも京都へ行ったら是非♪