パーキンソン病 | ★迷彩服の操体師!いざわっちの憂鬱★

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      「何でもいいから、まずやってみる。
             それだけなんだよ。」岡本太郎

先日
たまたま、
知人に会いに行った時に
パーキンソン病を患うというOさんに操法をさせていただく機会を得ました。

身体の左側の動きが重たいというのがOさんの口から出た言葉でした。

パーキンソン病の症状
(以下ネットから引用)
パーキンソン病になると、ふるえが出ます。それとともに四肢の筋肉がかたくなります。
筋肉がかたくなってしまうと関節の動きも円滑でなくなり、無理に動かすと歯車のようなガクガクした動きになります。
運動の速さは低下し、運動の量も減り、じっとしている傾向が目立ちます。

この「手足のふるえ(振戦)」、「筋肉のこわばり(固縮)」、「動きが乏しくなる(無動)」、「バランスが悪くなる」という4つの症状がこの病気の特徴です。
これらに伴い無表情、低い声、言葉の不明瞭さ、字がうまく書けない(小字症[しようじしよう])、動作開始の遅さ、姿勢を保つことの困難さ、歩きにくさなどが出てくることになります。(引用終わり)

座位でのバンザイチェックと腿挙げの簡単なチェックの後
頭蓋骨の操法をさせて頂きました。

後方から両手で頭を触れさせて頂き、
青線の縫合をそれぞれほんの少しずらすイメージで動かします。
(赤矢印は今回は関係ありません)



大方、
頭蓋骨の歪みを強調するような方向が気持ちが良いようです。

やはり、歪む必要があって
歪みという表現をからだはしているようです。

からだの意思に従い
その歪みという表現をサポートします。

ただ、それだけです。

症状等をコントロールしようとする意思は邪魔者以外の何者でもないですから。

2~3分を今回は2回

操法後のチェックにおいて
動きが改善し

姿勢もよくなり
存在感と透明感が増しました。

帰られる際
これまでは
バランスがあまりよくなく
ちょこちょこ歩きだったということですが
スタスタと歩いて行かれました。

ぼくは医療従事者ではないので

パーキンソン病が治癒に向かったのか?
或いは
眠っていた身体機能が不足分をカバーしたのか?
全く別の過程を経ているのか?

その変化したという結果以外について
その過程を
ぼくは知ることは出来ません。

からだを精密な機械や化学反応の物体としてみるのであれば
損傷していると言われる脳内の神経細胞がこれだけの短時間で
頭を触れただけで
修復されたとみるのは無理が有りそうです。

では
からだの中に
一体どんな変化が
何故たったこれだけで
このような変化が起こっているのか?

ぼくはその理由が知りたいんです。

操法すると
からだが自ら変化を起こすのは
ぼくには
ほぼ最初からわかっているんです。

でも、その理由を知りたい。

仮説ではなくて
真説を知りたい。


Oさん
操体法を受けて頂いて
ありがとうございました。

距離は離れていますが
必要な時は電話でサポートします。

大丈夫です。
まだ、からだには沢山の未知の力が備わって、そして眠っています。


ありがとう♪