手相の世界では有名な
「神秘十字線」というものがあります。
伝え示される意味としましては
・九死に一生を得る
・ご先祖様の加護がある～など
上記のような説が言い伝えられております。
※こちらの写真の青印の手相が
神秘十字線となります。
掌中央のバツ印
神秘十字線
僕はこの神秘十字線を、
鑑定のメインで伝えることは
ほとんどありません。
それは何故か？と言いますと
この神秘十字線だけが特別だ…
と想わないからであり
すべての人の手相は素晴らしいと
そう想っているからです。
また、神秘十字線で言われている
「天の加護」や
「九死に一生を得る」については
九死に一生を得る場合は
全体的な手相の流れと
その流年(年齢期)に
特徴的な線があるはずです。
※神秘十字線の
九死に一生については
とても長くなるので、
今回の記事においては
「天の加護」という点を
メインに書いていきますね。
(後日、九死に一生についてを書いてまいります。)
神秘十字線が加護を示すのは本当か？
基本的には
神秘十字線が有る無しに関わらず、
この世界の全ての人には
守護してくれる存在が付いております。
※その守護との距離が
近くなることもあれば
遠くなることもあります、が
基本的には守護してくださる存在はおります。
ただもし、これが
神秘十字線がない…となったら
生まれつき手が無い方は
その生涯で幸せになれないのでしょうか？
加護はないのでしょうか？
事故で手を失ったのなら
それ以降の人生は加護がないのでしょうか？
大震災で亡くなった方にも
助かった方にも神秘十字線があったはず。
亡くなられた方には
加護がなかったのでしょうか？
そういう視点を持って
神秘十字線を眺めると、
必ずしも神秘十字線だけが
「加護を司る」とは言い難い面があります。
もちろん、神秘十字線があって
命が助かった方もおりますが
僕等、占い師は同時に
神秘十字線があっても
亡くなられた方にも
意識を向けねばなりません。
これらの点を踏まえて、
僕は鑑定では神秘十字線を
軸に鑑定を進めません。
※言い伝えとしては
お伝えすることはあります。
神秘十字線は40歳後半以降の運命の切り替わりを示すことが多い。
では神秘十字線は何なのか？
僕は神秘十字線は
目安40歳後半以降の運勢や
運命の切り替わりを示す
手相である、と感じております。
つまり、神秘十字線が
刻まれやすい40歳後半を
一つの物語で例えるのならば
「物語の第3章を示す時期。」
この時期はその手相の持ち主にとって
人生を俯瞰して整えて
再スタートする時期である…
そういう切り替わりを示す
手相ということですね。
ですので、
僕は神秘十字線を伝える時は
40歳後半以降からの
運命の切り替わりを示す線として
鑑定でお伝えしている、ということになり
これが僕の「神秘十字線の捉え方」となります。
すべての手相は素晴らしい
重複しますが、
神秘十字線だけが
特別で素晴らしい…ということはありません。
例え、あなたの手相に
悪いと見えてしまう手相があっても
その手相でさえ
好転させるポイントがありますから。
あなたの手相に記された
その全てが素晴らしいのです。
ぜひ、あなたご自身の
手相を眺める時は
私の手相は素晴らしいんだ！！という
その視点を持って、
自分の手相を眺めてみてくださいね。
神秘十字線だけではなく
すべての手相は素晴らしいのですから。
本日はありがとうございました。
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