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古の哲人の言葉に
 
  『人は生まれいずる時より、死に向かって歩き始め 
   る・・・・・・・・・』

とあった、確かにそれは真理だと想う、
 
 而して生きるとは、その時間ではなく、いかに生きたかだと想う・・・・・・・

 足掻いて、足掻いて足掻きつづけて生きるも・・・・・・
 流れのままに流されるも・・・・・・・・・

いずれも同じ時間を生きたことには他ならない

 『いかに生きたか』

その物差しは、誰が目盛りを刻むと聞かれれば、私に返す答えはない・・・・・・・

 でも、私は嫌うことが一つだけある

 『みんなが・・・・・』

と言う言葉・・・・・・・
全てとは言わぬまでも、多数決の論理に繋がりそうな気がして・・・・・・・

 多数こそ正義、少数は排除すべき・・・・・・

むろんそれが極論である事は分かっている 
しかし、私は自分を信じたいと想った、自分の感性を信じたいと想った・・・・・・・

 勿論間違いはある、間違いは正さなければならない、正した上で、修正した道を進む・・・・・・

 それが受け入れられると否を問わず・・・・・・

あれから随分の時間を生きた・・・・・・
間違いも多くあった・・・・

 時代も変わり、ひどく生きにくくなった気もする


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貴女がいた頃は嫋やかな時間が私の周りに流れていた気がする・・・・・・
 
 而して貴女は、すでになく、けれども私は今も生き続ける・・・・・

そして、私が最後に夢見たもの
それはただ一つ
私の終焉のとき、貴女に

 『頑張ったね、お疲れさま・・・・・・』

ただそれだけを、言って貰いたいと・・・・・・・・

しかし、私は今想っています・・・・・・・・
もう貴女の眠りを妨げるべきでないと・・・・・・・
 
 而して、出来うるならば、先に逝った猫(子)たちに
迎えて欲しいと・・・・・・・
 そして私は彼等にこう言いたいと想う

  『お待たせ~ これからはずっと一緒だよ・・・・』

彼等を送るときいつも

  「お疲れ様、ゆっくりお休み・・・・・・」

と、言い続けてきた言葉に代えて・・・・・・・・

 私の生き様が、正しいか否かなど、もうどうでもいいように想えている
 
 むしろ、真に愛した君たちのそばで温もりを感じていたいと想う・・・・・・・・・
 温もりを感じさせていたいと想う・・・・・・・・
 出来うるならば、出来ることなら・・・・・・・・


                      by tora