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 辛いときには 逃げ出したくなる
 辛いときには 泣きたくなる
 辛いときには 止めてしまおうかと想う
 
 でもね いま逃げたら いつまでも負い目を背負いそうで
 それが嫌で いままで生きてきた
 
 辛いよね 苦しいよね・・・・・・・・・
 でも何もしてあげられないね・・・・・・・・・
 それもまた わたしには辛い
 
 わたしは あまりに微力でしかありません
 だから それが わたしを苦しめるます
 だから わたしは そんな時 わたしの道を振り返ります
 
 適切な答えなんて出せないかもしれない
 けれども 精一杯のことだけはしてあげたいもの
 
 
 
 
 
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 いつかの誰かが いつかのわたしに そうしてくれたように
 
 そんな誰かに支えられ わたしでさえが
 こんなちっぽけな わたしでさえが 幾多の難所を越えてきたのだもの
 
 いまは辛い けれどいつまでも辛いはずではないはず
 いつか 道は開けるよ
 
 迷い道 行き止まり 崖っぷち
 あてどもなく歩き回り いま来た道を引き返し 崖から下を眺めてもみた
 
 どんなに辛くても 必ずどこかに安まる場所があって
 ほんの少しの休息をとったら また歩き出せる自分がいたりして
 
 ほんとは わたしも辛い けれどそれを口にすることはしない
 なぜなら それを口にすればもっと辛くさせるであろうと想えるから
 
 いつかは 君もわたしのもとを離れてゆく
 だからわたしの目的は ほんの少しでもきみのためにと想う
 
 わたしが求めるものは何もない
 もし わたしが求めるものとしたら 君の笑顔くらいなのかもしれない
 
 素直な笑顔が好きだ 輝く瞳が好き
 
 いずれ わたしのもとから巣立ってゆくであろう君へ
 君にとっての いつかの誰かに わたしがなれたらいいなと想うから
 
 
 
 
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  Photo 2011.08.16 川村記念美術館にて