11月26日に、のどの痛みを感じ
それから一ヶ月が経ちました。
この一ヶ月の間にかかった病院費用
(治療費と検査費)
が、とうとう10万を越えました。
正直、かなりしんどいです。
SNSや、メールや、電話をもらうと
つい
「少しずつ元気になってます」
と言うようにしていますが
はっきり言うと……
実は、全然、元気になっていません。
むしろ、悪化している状況です。
このブログも
血の混じる痰を吐きながら書いています。
私の病気は
ちょっとやそっとで治るものでは無いということがわかりました。
そこで
無期限の紙芝居休業
をすることと致します。
わたしと同じ病気になった方のブログなどを拝読すると
「仕事ができない状態になって、無職の状態で３年。現在は生活保護…」
とか、
「20年通院したけれど、完治できない」
とか、
「生きているのが辛くて自殺された」
(家族が残している手記を読んだ)
とか、
マジで、目の前が真っ暗になるような事が
たくさん出てきます。
それでも、負けないぞ！わたしは治すぞ！
と病院をまわり…とにかく、この一ヶ月の間
病気の原因をつきとめ
なんとか治療を開始したいと
必死になって探しました。
①近所の耳鼻科(花粉症や、風邪でかかる)
②耳専門の耳鼻科(御茶ノ水にある名医が揃う医者、耳の手術などはここで行った)
③喉専門のクリニック(品川)
④声を得意とする鍼灸院(吉祥寺)
④の「鍼」は、いったんおいておいて
サードオピニオンまでかかった理由は
私ののどの炎症を
①、②が認めてくれなかったということにあります。
医者というのは「自分達が専門外のところにはめもくれない」ものなんだと、最近ようやく理解しました。
セカンドオピニオン、サードオピニオンの重要性を痛感しました。
まず、私の病名はなんなのかというと
主に二つあります。
①慢性上咽頭炎
②慢性中耳炎
です。
のど、鼻、耳は繋がっているので
どこかがおかしくなると全てがおかしくなりますが
わたしは特に
耳に持病がありますから
昨年のコロナに感染した８月から
ずっと、耳とのどに違和感が残りました。
ただ、耳の場合は
幼少の頃から
なんども中耳炎を繰り返していて
突発性の難聴になり
聴力が無くなる時期があったので
「たいした問題ではない」と思って
ほったらかしにしており
また、耳に悪いとされている
マリンスポーツ(潜水)や、飛行機などもバンバン乗っていました。
コロナ後遺症として
耳に水が溜まり
鼓膜を切開し、水を抜く手術をして
なんとか騙しだましやってきたのが
いけなかったのでしょう。
その耳が、悲鳴を上げて
来年から補聴器生活になる予定です。
聴力が、80～90才レベルだったのです。
また、赤ちゃんの頃から中耳炎にかかり
ちゃんと治療を受けられなかった為
乳突蜂巣(にゅうとつほうそう)という
気圧を調整する、大切な耳の機関が
『未発達』で
普通は、人間の耳には「蜂の巣」のようなものがあるのですが
私の耳には全く見られないということがわかりました。
わたしの耳がいつでも
飛行機に乗っているときのように
「ピタッ」と閉じている理由は
それが原因でした。
また、高熱を出したときや、気温の変化などで
耳がすぐにおかしくなる原因もこの為でした。
乳突蜂巣は乳児～10歳ぐらいまでに発達し
形成されるものらしいのです。
私が耳を手術したのは11歳。
その時は子どもだったので、よくわかっていなかったのですが
わたしの耳は『未発達なまま』大人になった
ということでした。
どうりで…と思い当たることがいっぱいです。
CTの写真を見て、ゾッとしましたが
原因がわかったので、まぁよかったです。
コロナ禍で
『持病がある人は気を付けて！後遺症が残るかも！』
というニュースがよく見られましたが
これがその『持病』にあたるものでした。
コロナ感染時に酷く発熱し
全く耳が聴こえず(ホテル療養だったので、耳が聴こえないとわかったのは療養が終わってホテルから出たときでした)
その足で、名医のいる耳鼻科にかかりましたが
そのときに
「後遺症が残るかもね」と言われました。
その後遺症がなんと
耳だけでなく、鼻と、のどにも
残ったのです。
それが、
上咽頭炎
この
のどの痛みの原因
となるものでした。
上咽頭は、のどの上の方にあります。
のどちんこの上奥という表現をよくされます。
ここが、腫れて、酷いときは
唾も飲み込めないので食事も食べられません。
息をするとヒリヒリして
呼吸困難になり
寝ていると咳が止まらず
喘息になります。
とにかく、辛いです。
声を出すとか、出せないとか
そんな問題ではなく
息ができる、できない
という状態です。
とにかく、めっちゃくちゃ痛いです。
それがわかったのは
サードオピニオンでした。
①、②の耳鼻科では
「のどはキレイ。なんともない」
といわれ
①では、ただの風邪薬を
②では、アレルギー薬を
出されました。
薬が全く効いている気がしないので
自分で調べて
③品川の、のどの専門クリニックに行ったら
検査ですぐに
「慢性上咽頭炎」という結果がでました。
詳細は省きますが
上咽頭を少し擦ると
ブワァ！と血が出るのです。
この、上咽頭炎が
「コロナ後遺症」と呼ばれる中の
最もポピュラーな原因です。
私の場合は
だいぶ「手遅れ」に近く
慢性上咽頭炎で
症状も酷く
耳にも合併症を引き起こしていて
手に終えなかったので
とりあえず、
④鍼
で痛みをとってもらいました。
ただ、やはり患部から血が出るし
数日経つと痛みも戻ってしまうので
なんとか、治療をしようとこころみました。
「コロナ後遺症」である
『慢性上咽頭炎』は、薬も効かなければ
効果的な治療法もありません。
今のところ
消毒液を染み込ませた綿棒で
直接、患部を擦り、消毒液を塗りつける
という、
荒療治
『Bスポット療法』
しかありません。
それがどんなものかは
下に動画を張りつけておくので
気が向いたら見ていただけれと思います。
というわけで
長くなりましたが
この、
慢性中耳炎と
慢性上咽頭炎は
完治に数年、
下手すると、完治はしない
病気なので
私が紙芝居屋さんに戻ることは
ほぼ無いと思います。
(今は、はっきり言ってやる気もおきません)
一ヶ月、小学校の仕事も休んでしまったのですが
明日は最後。
人も足りないので首からこれを下げて
筆談で、こどもたちと対話をします。
突然痛みがおそって
立ってられなくなるので
そうなったら早退です。
(本当に職場には迷惑をかけています)
もう、生きているのが正直しんどいですが
同じ悩みを抱えている方と
共に闘っていけたらいいなぁと思い
ブログに残しました。
慢性上咽頭炎は
倦怠感、めまい、うつ病を引き起こす病気です。
正直、うつにはなりかかっているのですが
最近、シルバニアファミリーという新しい趣味を見つけたので(お金はかけられないのでお知り合いから中古を貰っています)これが唯一の癒しです
↑まだ、これしかありません。
シルバニアファミリーのプレゼントをお待ちしています(笑)
自分で初めて買った、カンガルーファミリー
(勿体なくて開けられない)
あと、申し訳ないのですが…
年賀状は、今年は書かないことにします。
毎年300～400枚出すのですが
治療費が高額なので
今年は年賀ハガキ代を、治療費に当てたい
(来月、補聴器も買うとなったら、うん十万の出費だしね)
という思いと
それ以上に
『おめでとう』と言えるテンションでは
さすがに、ありません。
どうがんばっても
ポジティブな言葉が思い付かないのと、
慢性上咽頭炎の症状に
「ブレインフォグ」というのがあり
脳や視界に霧がかかったような
フワフワした状態が続くというのがあるあるですが
私ももれなくその状態です。
下を向いて字を書いていると
耳が「プツプツ」「ズボボボボ」と音を立て
めまいが起きるので
そもそも、
今、年賀状を書くと
事態が悪化します。
今は、プライベートなストレスを無くしたいので年賀状はいただいてもお返事ができないと思います。
こんなこと、いままで無かったのですが
本当に申し訳ありませんが
ご理解ください。
それでは、今年もあと少し。
これ以上病状が悪化しないように
セーブしながら生きていきたいと思います。
皆様、よいお年を。
また、年内に更新するかもしれないけれど。
皆さんも、くれぐれも、
ご自愛されてくださいね。
〖コロナ後遺症〗
https://youtu.be/93SJ4NVPeTs?si=hxsW3__XUG61HR0q
〖本家、堀田先生のBスポット療法〗
https://youtu.be/Yqcza7LynB4?si=VNRbG7xberDvtuuq
とら