6泊7日で北海道は
札幌と、小樽へ行ってきました。


毎年、この時期に
小樽で活動されている
『たるBOOK』さんが
私を呼んでくださり

小樽の街で紙芝居をさせてくださいます。



今回もたるBOOK代表の中川めぐみさんと
7つの「紙芝居」をテーマにした
公演やワークショップをしてきました!

本当に本当に楽しかった!!!
そして、今回も
素敵な出会いに大いに恵まれました。




小樽に、できた文豪カフェ「魁陽亭 越治 (かいようてい こしじ)」にて





紙芝居作りワークショップ


中川さんは、『人権』についての紙芝居を
小学生にもわかりやすく、てづくりされていました。




演じかたワークショップでは
なんと………


札幌や小樽で
朗読教室をされている
妻倉先生がお見えになり…



『ばけくらべ』をご披露くださいました。

「紙芝居をやるのははじめてで…」とおっしゃっていましたが、さすがです。
初見でここまで魅せられるとは…
技を身に付けている方はすばらしいですね。
「俳優」という職業が、あらためて素晴らしい仕事だと感服致しました。




他にも色々やりましたが
紙芝居をやるのに夢中で
あとは食べ物しかとってません(笑)




ニシンそばとか


ティラミスとか


ミックスジュースとか




今回、はじめて
小樽名物『なると』の半身揚げを
いただきました酔っ払い


って、これはアップで撮ってないんかーーーい(笑)

中川さんとの最後の夜
いつも写真を撮るのを忘れてしまうので
ここでパシャリ(笑)

(なんで紙芝居の前で撮らないんだよと(笑))





今回は、いつもお世話になっているお宿
『リタハウス』さんが事情で閉まっていたので
じゃらんで「ビビッ」ときた

『かもめや』というお宿にしました。
畳のお部屋が気に入ったのです。




ここ、実は実は凄く有名だったみたいで
テレビにも10年前に特集されて
西田敏行さんが、素晴らしいナレーションで
紹介されていたお宿でした。


なにが素晴らしいかといいますと…


女将さん(佐藤光子さん)と、息子さん(敦さん)のお人柄です。

とにかく、温かく
そして、人の心、言葉と向き合って
しっかり対話をなさる…そんな印象でした。

だから、宿の旅帳には
ビッシリと…宿泊に訪れた方の
メッセージが書いてありました。

『日常につかれて、フラっと一人で小樽に来ました。魂を洗ってもらいました。ありがとうございます』


そんな内容が、多く見られました。

私も、その一人です。


もう少し、お宿の女将
光子さんの話を書くと…


光子さんは、小樽出身ですが
東京で暫くお仕事をされていました。
(新聞社で働かれていたそうです)

ご主人と、敦さん三人で暮らしていましたが
ご主人が、40代の若さで御逝去されてしまいます。

そうして、北海道に戻り
札幌の新聞社で働いた後

故郷、小樽へ戻り
宿『かもめや』を始めます。





私の泊まらせていただいたお部屋は
四畳半の和室でした。

他にも八畳の洋室などがあり
ベッドもあります。




私が、涙が出るほど嬉しかったのは




二日目に、『稲北会館』という
町内会館で紙芝居をさせていただいたのですが
そのお話しを朝、光子さんにお話ししたら

「私も行きたい!」と言ってくださり
本当に、敦さんと観に来てくださったのです。



敦さんが「てぶくろ」
光子さんが「金色夜叉」を
リクエストしてくださいました。



嬉しかったのは、これだけではありません。



紙芝居を終え、
食事をとり、遅い時間に
宿へもどりました。





すると、テーブルに
置き手紙がありました。









…かもめやさんは、ずっと朝食や夕食を出されていたそうですが
忙しくなったり、過労が続いて息子さんが体調を壊してしまったりなどして

今はお食事の提供はありません。


それなのに…


おにぎりを…


いいえ、なにより

「紙芝居がとってもよかったから」

というお手紙が…

そのお気持ち、お言葉を聞きたいが為に
紙芝居をやっている私は

この手紙を大事に東京に持って帰ってきたわけですが…


翌朝、こんなに美味しいおにぎりをごちそうになりました。




(中身は、梅とおかかが一緒に入っていました!大きなおにぎりが2つ!

余談ですが…ちょうど今「さるかにばなし」の紙芝居を描いていますがやっぱり柿の種よりおにぎりの方がいいやと思いますおにぎり(笑))



初めて泊まったお宿…
そして、タイミングよく
この日はお宿の近くの町内会で紙芝居があり

お宿の息子さんも、女将さんも
紙芝居に興味を持ってくださり
観に来てくださった…


そんな、

「なんでもないこと」

なのかもしれませんが

それは

「なんでもないこと」ではなく


私にとっては


一生、心に残る
そして、辛かったときに
思い出して、勇気付けられる…

そんな、宝物 でした。

この「置き手紙」を見たら
この先、どんなことがあっても
勇気を持って生きていけると思います。





マルコも、毎朝撫でさせてくれてありがとう!
















たるBOOK、中川さんとは
たくさんたくさん、お話しをさせていただけました。

いつも、私の体調を気遣ってくださいます。

「とらちゃんの現地のマネージャー(笑)」と、
言ってくださるぐらい、本当に送迎から現場の手配、受付、集客…全てをしてくださいます。

小樽に、中川さんがいなかったら
わたしは、小樽で紙芝居ができません。

あらためて、お礼を申し上げたいと思います。

中川さん、本当にいつも、いつも、
ありがとうございます!!!!

星野源のライブがこっちであるときは
ぜひご飯をご馳走させてくださいませ!!!!









注)この人は、中川さんではありません。
石原裕次郎さんです!






札幌のご報告は
また後ほど…!






「このスピードについてこれるかな?ヌハハハ!!」
(撮影者:芸人「パナンペペナンペ」のペナンぺ竜也さん)