伊坂幸太郎さんの作品本


映画『アヒルと鴨のコインロッカー』をきっかけに、伊坂さんの世界にハマりましたキラキラ

『アヒルと鴨のコインロッカー』では、
意表のつくあのオチや、今まで自分が出会った事のない世界観に、
圧倒され、胸が高鳴りましたキラキラ

「伊坂さんの作品を小説で読んでみよう」

と思い、手に取ったのが、
『重力ピエロ』

2人の兄弟と、癌に犯される父親との家族愛が、
感情豊かに伝わってくる作品でした。

ミステリーに分類されるけれど、犯人は最初の段階から何となく解っちゃうし、
犯人探しより、何より、
“家族の絆とは”
“血のつながりとは”

というテーマが色濃かった気がします。

だからこそ感情移入しながら、食い入るように読みました!

この兄弟のお父さんが本当に素敵に描かれてます。

親の愛というのは、
“血のつながり”だけでは説明出来ない、
ただならぬ深い深い絆で結ばれているものなんだな、と感じました。

果たして実際に、
自分の妻をレイプした犯人の子供を、
産ませて育てる事が出来るのか…

人によって、考え方は様々だと思います。
とてもとても難しい決断だと思います。

作品の中のお父さんは自分の子として産み育てる決意をします。

自分がその子供だったら…
考えると“自分は望まれて産まれてきたのではないんだ”
そう感じ、犯人を責め親を責め自分を責めて生きていくかもしれません。

けれど、お父さんは
ごくごく当たり前に、
愛する我が子として接し育てあげた。

周りからの非難を浴びながらも、
懸命に息子二人を愛し抜く。

親の強さ、人間の強さとはこういうことを言うのかな。

本当に色々と感じさせ考えさせられる作品です。

そしてそして、

もう一つ感動したのは、

作品中の“情報量”と“表現力”の深さキラキラ!!

“遺伝子”とか“芸術”とか“哲学”とか、
うちには皆無な情報がたっくさん散りばめられていますキラキラ

人間の心理を言葉で表現するのが、とっても上手だと思いますキラキラリアルに響いてきますキラキラ


そう言えば、この作品、映画化されるんですねビックリマーク

読み終わって、ネット検索したら出てきてびっくりしましたキラキラ
映画も今から楽しみですニコニコ