かつて帯広から北へ向かって士幌線という路線がありました。

 古くは終着十勝三股駅に向けて、途中からは運転休止(バス代行)による路線縮小で終着は糠平駅になりました。

 

 糠平駅周辺には温泉街があり賑わいのある観光地。というイメージがありました。

 少なくても私が家族旅行で行った頃は賑やかでした。……いつのことだろう、昭和40年代中盤~後半かな?

 

 そんな糠平駅は今では姿を変えて鉄道資料館となっています。

 

 山の中の静かな湖畔にある建物です。

 館内には士幌線で使われていた鉄道グッズが置かれています。

 貴重な資料ばかりです。

 さらに当時の運転台からの映像で帯広から前面展望を楽しめます。

 糠平駅到着時には代行バスの案内もあります。

 

 

 「ひがし大雪高原鉄道」は、保線の軌道自転車で線路跡を偲ぶことが出来た名残り。

 楽しい鉄道でしたが、いつの間にか終了していました。

 コロナ禍の休業だと思っていたので残念です。

 

 いつでも営業再開できそうなんですけど……。

 家族で軌道自転車に乗ると、子供よりも大人の方が、お父さんよりおじいさんが嬉しそうに乗っている風景。

 ものすごくわかるわぁ~♪と眺めていたのが、つい先日のように思い出します。

 

 夏休みのドライブに立ち寄るのもいいかも。

 軌道自転車はないけど、資料館で古いテツに浸るだけで充分楽しいです。

 

 入場100円。