来年のことをいうと鬼が笑う。
でもメディアで報道された話題ですから。と言い訳して(-_-;)
JR北海道石北本線を走る列車の1つ特急「大雪」。
旭川~網走を1日2往復しています。キハ283利用の3両編成。
車両鉄じゃないので正確な数字はわかりませんが、大体1両50名定員のはず。
大雑把な言い方すると、約150名定員の列車ですがいわゆる空気輸送状態とか。
踏切で見かけるとそれほど酷い状況とも思えないんですけど。
石北本線には特急「オホーツク」があり、網走~札幌を乗り換えなしで行けるのは「大雪」よりメリットあります。
今回の件は「オホーツク」の本数を減らして、旭川~網走を「大雪」として補って走らせるとした時から「面倒くさい」と不評だったので納得です。
そこで、JRが来春からの予定として特急を快速列車に変更して愛称デクモのH100形2両での運行にしたいらしい。
ただ、デクモは座席36名分。近郊型列車ですから定員99名という発表ですが、座席以外63名は立ちながらの定員99名です。
クロスシートは狭くて小さい。あとはロングシート。電源室のスペースが大きく圧迫感あり、旭川~網走の長距離向きではない。
性能は気動車特急並みの加速、最高速を誇る優秀な車両だと思います。
そもそも論は、石北本線に投入した車両キハ283は「おおぞら」等で長年活躍して引退した車両を移籍したものでかなり乗り心地が悪い。
高速化工事で路盤を整備すれば改善されるだろうという議論の中、コスト削減も兼ねて特急から快速にしますという大胆なすり替え意見がまかり通ってしまったものです。
デクモの性能は認めます。ただ、居住性が……。せめて全席転換式クロスシートでゆったり感のある車両じゃなきゃ3時間半~4時間の長旅はシンドイ。
特別快速「きたみ」のキハ54の本気走りを知ってる1人として、キハ183時代の「オホーツク」より軽量で強力エンジンの快速列車の方が山越えは豪快で不安はありません。
でも、デクモで長旅はキツイなぁ。
快速「大雪」が登場しても「きたみ」は残るんだろうか。
しばらく注目の路線の1つになりそうです。
急行列車復活待ちの私の言い分。
急行がない時代、「特別急行」っておかしくない?
特急料金取らずに急行料金でOKとすれば客が戻るかもよ(笑)