春のダイヤ改正で、道内に残っていたキハ143がH100形に置き換えられます。

 

 キハ143は、札幌圏の人口増で50系客車を改造して気動車にした車両。

 パッセンジャーカー(客車)を改造したディーゼルカー(気動車)でPDCとも呼ばれます。

 

 当初札沼線(愛称学園都市線)沿線に投入されたキハ143ですが、札幌~北海道医療大学区間の電化で室蘭本線・苫小牧~室蘭で走り続けていました。

 

 

 車体カラーがJR北海道で走るキハ40と同じ。

 JRカラーと言いながら実際には駅名標くらいで、車体に使うことって少ないです。

 

 そして丸みのないキハ150のような見た目。

 旭川周辺では走らない車両なので、馴染みはないけど1度乗りました。

 

 札沼線乗り潰しの時、札幌~北海道医療大学で初めて乗った時、キハ40の3両編成なんだと思ってました。地方線と違ってやたらロングシートばっかで、クロスシートもキハ40のボックス席というよりキハ150のようなクロスシートって印象でした。

 そして旭川周辺のキハ40との大きな差は、こんだけ座席があるのに座れないくらいの乗客がいるってこと。

 おめぇら学生さんよ。大学のそばに下宿せぇや!と言いたくなった記憶があります。

 

 キハ40との違いは、キハ40はトイレ付。キハ143はトイレが付いてない車両もある。

 たいしたことないようで、ある程度の年齢になるとこれって大事ですよ~♪

 

 札幌の往復でバスの方が安いのにJRにこだわるのは、鉄道好きってだけじゃなくトイレが使いやすいからです。

 高速バスの補助席利用時にトイレって……。使いにくいでしょう?

 野球観戦でビール飲むから、道中1度2度お世話になるわけで……。

 

 そんなトイレのない車両も混じっていたキハ143が室蘭本線から姿を消してH100形になります。

 そういえば、富良野線のキハ150もH100形になるというけど、廃車になると聞きません。

 石北本線とかキハ40の代走で残るのかな?

 

 あまり廃線廃駅のことは書きたくないけど、そういう時期が近づいてきちゃったんだよなぁ。

 噂だけでいうのは良くないけど、色々なことが聞こえてきます。

 とりあえず、JRの公式発表の部分を拾いながらBlogに書きます。

 

 H100形は悪い車両じゃないと思います。

 ディーゼル発電機を搭載した電車というようなイメージで非電化区間を快走しています。

 でも全部置き換えられると、チョッと待ってくれ~!って思います。