後漢が滅びて三国志の時代に入ったのは、誰もが知っていることだ。

 誰もがと言ったのは、中国史に興味のないようなゲームばかりしている若者に、三国志の話が通じた時は驚いた。

 それでその若者に「中国史が好きなのか」と、訊くと「いやぁ、ゲームにあるので」と……。

 

 その時は、董卓の名前を出したときだったと思う。

 その話は現状の日本の有様を、その後漢の崩壊の時に宦官と外戚が争っていたことを話したときだ。

 その時、洛陽の都を包囲していたのが、董卓軍だったのでその名前を出したのだと記憶している。

 つまり、中国史が好きでなくても、映画やゲームでも知る機会が多いのが三国志と言える。

 

 今の日本は、国債の発行によって多額の赤字を出しているのは、随分前のブログ記事にしたのを覚えている方もいるだろう。

 仮に10%の節約をしても100年かかる計算なのだが、事実は10%の節約どころか、医療費や団体の圧力で毎年増える予算なので、事実上は実際の返済は出来る状態ではない。

 

 以前、政官業の癒着と言う批判があったのだが、今の政治家や行政には馬耳東風で何のその赤字の垂れっ放し。

 オリンピックや万博と言えば、当初の嘘八百の騙し予算を示し、決まってしまったらもう数倍、十倍近くまで平気で追加予算を上積みして、利権に貪るのに暇がない。

 

 しかし、政官業と言うのは……。

 間違っていますよね?

 事実は、政官業だけでなく、団体も入りますよね。

 政官業団体と言うのが正解です。

 

 政官業団は、後漢に例えるなら宦官や外戚(皇后の身内)の連中だ。

 現在の日本は、予算の10倍くらいの赤字の借金を抱えているのが、まあ、例えに無理があるかも知れませんが董卓軍でしょうかねぇ。

 もう赤字で潰れる現状なのに、宦官たちが自分たちの利益で争っているのに、よく似ているなぁと、同じ日本人を軽蔑に似た感情に支配されている。

 

 皆さんは、ハイパーインフレの怖さを知っていますか。

 ドイツが第一次世界大戦の後の戦後の賠償額は、天文学的数字と言われていたのを覚えていませんか。

 学校でならいましたよね。

 

 それで、歴史上最大のハイパーインフレ率は、この時の一億倍です。

 今現在、100円で買えるものが100億円ですよ(´゚д゚`)

 自販機の150円のジュース類が、150億円ですよ!

 それくらいしないと、天文学的数字と言われた戦争賠償金

 それでも、20数年後には、また、開戦当初、何処よりも優秀だった戦闘機のメッサーシュミットやタイガー戦車等を揃え、他国に侵略して戦争を起こすんですから不死身なゲルマン民族ドイツですねぇ。

 勿論、第二次大戦の後も、日本よりも復興早く、当時はアメリカに次ぐ世界二位の当時で言うGNPでした。

 

 さて、日本も戦後のハイパーインフレは220倍と凄く、土地を手放し現金を手にした貴族や地主は没落の道まっしぐらでしたよね。  

 当然ですよね。お金の価値が220分の一になる訳ですから。

 戦争の責任は、一部の財閥や貴族、地主の責任が重大と判断したGHQは、土地解放を真っ先にやり、戦前の財閥をとことん解体したんですね。

 それがハイパーインフレにする前GHQの政策だったんです。

 

 さて、皆さんは如何ですか。

 その事があってから、日本には土地神話が出来たのではないかと私は思ています。

 どちらにせよ、一般の国民が現在の国家の赤字を補填する羽目になります。

 

 こう書くと、国家の赤字は国民の一人一人の借金と実感が湧きませんか。

 安易に自分の一票を考えていませんか。

 利権に走る自公維政権を、自分の利権と考えていませんか。

 

 この辺で($・・)/~~~

 

 戦後の歌で、国民を元気に下はリンゴの歌と言われていますが……。

 否定はしませんが、それよりもブギだったとする意見も多いですね。

 笠置シズ子さんですよね。

 そして、作曲家の服部良一ですね。

 その中でも、私が好きなのは買い物ブギです。