しつこいようですが、もう一度石器時代からの時代のまとめを行います。

 そうしないと時代区分が解りにくく、人類の進化の過程も見えてこないのに気が付きました。

 

 縄文時代……

 その前に石器時代と、お考えの皆さんは多いと思います。

 ただ、石器時代の区分は非常に曖昧で、人類が発生して直ぐに石器時代と言えます。

 人類が食物を得るのに、自然の果実類だけでは生きてはいけないのは当然で、必然的に狩りを行います。

 

 誰が考えても、素手で狩猟が出来るでしょうか?

 絶対に無理な事はお判りいただけると思います。

 つまり、人類が発生して今日まで絶滅することなく生き延び、繁栄しているのは他の動物にはない、知能が進んでいたからです。

 

 人類はその知恵を活かして、狩猟や漁労を行い、同時に木の実などの採取を行ってきたのは、縄文時代以降の発掘でも明らかなのです。

 

 そして、当初は打製石器と言われる物を使い狩りを行い、その結果として、大型動物を追う事から、4万年前のアフリカから全世界に人類が散らばっていったと考えるのが普通でしょう。

 また、4万年の間には、派生的に様々な〇〇人と言う種族が派生しては消滅をしています。

 つまり、人類も4万年の間に進化を遂げているのです。

 

 では石器に話は戻りますが、人類が発生して石器を使ったのは当然で、それが何時の時代までなのか?

 これは簡単で、日本では弥生時代の中期に銅製の剣、銅鐸、銅鏡などが作られたとされています。

 しかし、西洋では銅剣が武器として用いられた形跡があるのに対して、中国、朝鮮半島、日本ではそれがありません。

 言い換えれば、アジアの文化では実用品としてではなく、ステータスの意味合いがあるようです。

 

 なので、鉄器が使われるまでは、石器時代は人類の発生から二千年前くらいまでが、石器時代とも言えるのです。

 4万年と言う長い人類の歴史から見ると、2千年前なんてつい最近のように思えてしまいます。

 

 これを言い換えれば、人類の歴史=石器時代とも言えます。

 だから、縄文時代の前に石器時代があったのではなく、石器や動物の骨を使う文化は、ずっと続いたのです。

 当然の事ながら、石器時代、縄文時代、弥生時代と区分をするのには、少し考えてみる必要があると思われます。

 

 まとめると、石器を使いながら縄文時代や弥生時代、そして、鉄器が一般化するまでは、古墳時代もその後の飛鳥時代も石器を使いながら文化が育って行ったと考えるのは当然と思われます。

 庶民までその文化文明の恩恵に授かるのは、何時の時代も遅れますので。

 よって、石器文化だけを区分するのは間違いだと思います。

 

 尚、20年~30年前にアフリカの奥地では、大きな石の上や横で焚火を行い、弾けて飛んだ破片を研磨して道具として使っているドギュメンタリ―番組でテレビで観たことがあります。

 勿論、火を起こすのもその時にやり方を観ていて、私は覚えました。

 

 つまり、今でも石器時代がごく一部の地域では残っているのです。

 但し、これが残っているのは、現在流の一部先住民の文化や人権、アイデンティティを守る目的があるために、無理に現代文明を押し付けないという事が含まれての事だと思われます。

 

 ではこの辺で($・・)/~~~

 

 まだ、紹介していなかった高校生の吹奏楽で、精華女子高校があります。

 この高校は、福岡県にある女子高校で、元は裁縫学校です。

 ここも、全国大会23回連続出場で23回の金賞に輝いている実力校です。

 海外ではそんなに実績はありませんが、高校実力ナンバーワンと言って良いかもしれません。

 金賞は一校ではありませんので、常時実力が認められていると考えて貰えば結構です。

 

 海外では、ローズパレードやこの映像のホリデーバール、台湾、韓国などの演奏です。

 

 

 

 

 

 この高校のバンドも素晴らしいです。

 以前紹介した、沖縄の西原高校に演技は似ているかもしれません。