未明から少しは気温が上がっているものの、今現在9℃です。
空は雲が多く、冬に観られるような空になっています。
そんな日、先ほど買い物に行って歩く途中に、知らないうちに「青春の門」の「織江の歌」や「梵坊の子守唄」等のメロディーが、ずんずん頭の中で渦巻いてしまって('ω')ノ
実は、五木寛之氏のファンではありますが、小説の方は読んでいないんですね。
筑豊編はドラマで観ていました。
その筑豊編の最後の部分は、織江が小倉の町に売られていくという話なのですが、その時に歌うのが織江の歌ですよね。
最初聴いた「織江の歌」は、こちらの方だったと思います。
山崎ハコさんの歌は、その後に歌われたものだと思います。
で、聴いて頂きたいのは、映画の中で歌う「梵坊の子守唄」です。
映画の中では、筑豊の炭鉱の歌だと言っていますが、これは、唐津地方の子守唄です。
そして「ぼんぼ」は、昭和時代まで使われていた、セックスや女性器を指します。
昭和30年代、プロレスが大人気でした。
力道山、豊登、大木金太郎等は人気でしたねぇ。
そして、アメリカから招いたレスラーに「ボボ・ブラジル」と言う名のレスラーが来日しました。
その名前を聴いた時に子供心に「えっ!(;^_^」と、まあ、ビックリしていました。
純情な少年時代の記憶です。
むっつ、無理にする子守りのぼんぼは、当時の子守娘は犯されるものと、一般的に認識されていたことを物語ります。
ちょっと、悲しい歌ですよね。
竹田の子守唄同様、被差別部落の子女が犠牲になっていたと思われます。
我が子がどんな目に合わされるか判らない、でも、食べて行かなければならない。
で、織江は小倉の夜の蝶になるはずで「織江の歌」があるのですが、自律編では上京していて「梵坊の子守唄」を、歌声喫茶で歌いますが、どんな経緯なのか、小説を読んでいないし、映画も観ていませんので判らないんです(/_;)
では、織江の歌と梵坊の子守唄をどうぞ。
ひとつ 昼間する炭鉱のぼんぼよ
ふたつ 船でする船頭のぼんぼよ
みっつ 道でするほいど(乞食)のぼんぼよ
よっつ 呼んでする芸者のぼんぼよ
いつつ いつもするみょうと(夫婦)のぼんぼよ
むっつ 無理にするこもり(強姦)のぼんぼよ
ななつ 泣いてする別れのぼんぼよ
やっつ 山でするきこり(樵)のぼんぼよ
ここのつ 今度する義理あるぼんぼよ