午後四時頃家に帰り、一旦パソコンの前に座ったものの、直ぐに疲れと眠気で横になった途端深い眠りに……、たった今目が覚めたところです。
兄が食べないので、鼻から管を通して栄養を補給するというので、予定のお昼前よりも早く予定の行動をしたのですが、今日一日では終わりませんでした。
出て直ぐに病院に行き、タオルと下着を届け、その後、訪問医の所へ支払いに。
その支払いは、諸々の条件を満たしているので、二ヶ月分で1500円弱の支払いで済みました。
実は、引き落としの手続き中に、兄の印鑑を貰いに往復660円のバス代を使うよりも、直接持ってきた方が安いと知り直接の支払いになったのです。
その後は、兄が入所していた施設に行って、預けて置いた保険証類を貰ってきて、再度病院に行き、昨日出来なかった入院手続きを完了しました。
その施設に預けていたのは、保険証類だけでなく、生活をしていたので衣類がたくさんありました。
入院時にたくさん運んでいたつもりでいましたが、その荷物を観て唖然とするくらいたくさんでした。
なので、改めて出直しです。
それは、兄の家の鍵を持って出ていなかったので、その荷物を置き場所が確保できないからです。
安易に、リュックに詰めて新たな病院にと思っていた私が浅はかでした。
今回の件で、車を手放したことで大変な苦労を味わいました。
車があれば、今日一日で終わっていたことが、電車やバスを乗り継いでだと時間ばかりが過ぎていき、ちょっとした予定外の事があるの何も対処できません。
でも、日頃を考えると、車は要らない事が多く、今は兄の事で一時的に必要性が増しただけのことです。
それでも時々、車があれば郊外にドライブと考えたり、何処どこにまた行ってみたい等と考えることもあります。
ですが、普段は使わない事が多いのは明らかで、様々な計算をすると維持費が年間だと20万円は軽く超えます。
やはり、今の私にとってはぜいたく品と言えるでしょう。
それにしても、今日は疲れました。
兄は、末期の前立腺癌ですが、最後は凄く痛むそうです。
ですが、今はまだ痛みを訴えるでもなく、ただ静かに横になっていることが多くなりました。
つい、一か月前までは、車いすで近づきながら笑顔を見せていたのを、ずいぶん昔の事に感じてしまいます。
その笑顔の裏で、元嫁や息子からキャッシュカードの引き渡しを要求されていたと、施設の看護師、介護士さん、同じく前の病院の看護師さん、介護士さんの証言に唖然とします。
それでも私には何も言いませんでした。
そして、結局は私に暗証番号を教えるしか選択の余地がなかった兄の心情を思うと、いたたまれない気持ちにさせられます。
兄にお金の話をすると極端に嫌がっていたのが解ります。
私が想像していたよりも、はるかに多くの元嫁や息子の要求に嫌気がさしていたのでしょう。
そして、私が必要な経緯費や死後の事を相談するので、それも、私を一時的に嫌った原因だと察しられます。
キチンと話せば解る人なのに、そのような疑心を植え付けた子供や元嫁が憎くなります。
明日は勤務なので、病院には行かないつもりです。
面会の時間帯が、丁度、勤務時間の午後二時からなので、その点だけが難しいです。
そして、明後日にタクシーで引っ越しと、病院に必要な消耗品を届ける予定でいます。
では($・・)/~~~