著 はなし方研究所 会長 福田健
キーワードは
「大人が変われば子どもも変わる」
・親子のコミュニケーションは職場にも通じるものがある。
・60名程の親と子の生の声から
5章より
*居心地のよくなる気楽な会話
職場でも、学校でも、家庭においてもかならず会話がある。
窮屈で気詰まりな会話・表面にぎやかだが、心が触れ合わない会話・攻撃的で非難の応酬になる会話、随所に見かける。
*ありのままに振る舞う
親が子どもの頃の失敗談を気楽に話してみる。子どもも自分の欠点を隠すより隠さない子の方が人に好かれる。
*逃げ場を用意する。
「お前はわかっていない」「そんな考えは通用しない」と決めつけない。主張するにも「私はこう考えるが、あなたはどう思う」と、相手をおいつめない配慮があってよい。
*親は子に何を伝えるべきか
世の中の厳しさを伝える。「そんなの、僕なら、簡単にできるさ」と言ったら、父親から言われた。「それを言ったら、友達失うよ」。
「世の中は、思い通りにいかないものだ」という現実を、子どもに伝え、わからせる必要がある。相手の受け取り方を通じていろいろな見方、考え方があることを知る事もできるのだ、と。
上司「キミは何もわかっていない」あっさり退けられた経験があった。先輩「良い勉強だと思え、こんなことでへこたれていてはどこに行っても勤まらないよ」。最近の就職をして半年も立たないうちに辞める例が少なくない。自分の思い通りにならない現実への“抵抗力のなさ”である。
*会話ができる子どもに
子どもに人と会話ができる力を身につけさせる手っ取り早い方法は、大人の集まる場所に子どもを連れて行くことだ。
☆あなたは親として、大人として、こどもとのやり取りは上手く言っているだろうかチェックしてみて欲しい。
・疲れて帰ってきても、元気よく「ただいま」と声をかけているか
・近所の人に自分から挨拶しているか
・一日一回、家族と会話の時間を設けているか
・「ダメ」という前に、理由を説明しているか
・自分ひとり、喋っていないか
・親として、自分の気持ちを正直に伝えているか
・妻から相談された場合、面倒がらずに相談相手になっているか
・学校や先生の悪口を子どもの前で言ってはいないか
・忙しくて話が聞けないとき、「あっちに行ってなさい」と追い払っていないか
・言葉だけでなく奥にある子どもの気持ちを聞き取れているか
・加速で決めたルールを子どもが破ったとき、厳しくしかっているか
・できないことをしかるよりできたことを褒めているか
・子どもに意見を言うように促しているか
・いじめにあったとき、「いつでもお前は味方だよ」と、子どもを支えているか
・子どもの出来不出来で、子どもを評価していないか
☆親として大人として、自らのコミュニケーションの改善・向上に務めたい。
次の世代を担う子どもたちを「コミュニケーションの未熟児」のまま、社会に放り出すことのないように、親が、大人がコミュニケーションのセンスとスキルを磨く。大人が変われば、子どもも変わるのだ。
編集後記
為になる話だったので、特別版として紹介しました。私も身につまされる思いです。
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