☆「ずぶ濡れ」の“ずぶ”とは? | takechanのブログ

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永井荷風の「あめりか物語」に「まだづぶ若い癖に男が好きですよ」とある。

「づぶ」は現代仮名づかいでは「ずぶ」と書く。まったく、まるっきりという意味。現代では「ずぶの」と言う形で用いることが多く、「ずぶの素人」などといった言い方をする。

その「ずぶ」は、そもそも何を表した言葉だったのだろうか。

「ずぶ濡れ」という言葉。式亭三馬の「浮世風呂」に「コレ、この通り水瓶が鼠へ落ちたように十分濡れだ」とある。


「ずぶ濡れ」とは・・上から下までびっしょりと濡れていること をいう。

その「ずぶ」と、「ずぶの素人」の「ずぶ」はもとは同じで、

「ずぶ」はもともと 頭から全身水に濡れる様子、物の全体を水に浸け込むようす を表すことばであった。

それが転じて、まったく、まるっきり、はなはだしくといった意味になった。


編集後記
最近、局地的に激しい雨の降ることがよくあります。
天気で日がさしていても、突然黒い雨雲がやってきて、濡れることがあります。
皆様気をつけてください。