今回も備忘録 (前回の続き) ですので、皆さんは読んでもあまり楽しくないと思います。
- 自己対局用 server を Ruby で自作する (平手の対局では対局結果が偏りやすいので、たややん互角局面集を読み込むようにした)
- 「重み番号 100 まで試せばいいだろう」と考えたが、それでも対局数が膨大になって私の貧弱なPC ではきついので、重み番号 50~100 を取り出し、近隣の重みとそれぞれ3局ずつ対局させてみることにした
- 18時間くらい稼働させてみた
些細な実践ですが、なんとなく以下のようなことが言えそうです。
- 重み番号 50 の辺りやそれ以下は千日手があまりに頻発しているように見える (多分まともな思考ができていない)、そのため重み番号 50 より下は検討する価値が殆どなさそう
- 3局ずつの対局では統計的な検討がとても厳しい (例えば重み番号 X が重み番号 Y に0勝3敗だった場合に X と Y の rating の差はまともな推測ができない)
- 重み番号の差が 6 あると、下位が上位に勝つのはかなり稀に見えるので、それ以上の重み差の対局は (時間がなければ) 試さなくてもよさそう
- 重み番号 55 より重み番号 54 の方が強いように見受けられる (通常は重み番号が大きいほど強いと推測されるが、こういう感じで例外がいくつもありそう)
- 限られた標本から、重み番号の差 1 に対して rating 487 くらいの棋力差がありそうに見えたが、この数値はかなりあてにならない
後日追記。floodgate 上の rating で表すと、AobaZero の重み番号 75 は rating: 1200、重み番号 100 は rating: 1552 らしいです。