「『英語圏でもフィットするネーミングじゃなきゃダメ』というのが滝沢社長の“条件”でした。『あっちでは見られなかった世界を必ず見せるから』と」そう話すのは、タッキーこと滝沢秀明率いる「TOBE」の関係者です

 

 

 

その後ジャニーズ事務所(当時)の副社長、ジャニーズアイランド(同)の社長まで務めたが、2022年10月ですべて退任。昨年3月21日に自らが代表取締役社長を務める、株式会社TOBEの設立を発表しました

 

 

 

IMPACTorsは、ジャニーズ時代CDデビュー前だったので『IMP.』というグループ名へ、ある種マイナーチェンジで済みました。が、問題は、元キンプリの3人のグループ名だったんです」

 

 

 

熱心に続く話し合いのなか出てきたのが、冒頭の滝沢社長の言葉だったといいます

 

 

「キンプリは6人組として活動を開始し、2018年にCDデビューしました。故ジャニー喜多川氏自らが最後に手掛けたグループで、『海外でも活躍させる』との野望があった。ところが2019年にジャニー氏が亡くなり、2023年には生前の性加害報道の波が押し寄せた。

 結局、多くのファンがついたキンプリは分裂し、3人は滝沢のもとへ。永瀬廉と郄橋海人は旧ジャニーズに残りふたりで『King & Prince』を続けるといういびつな状態となったわけです

 

 

 

それをよく知っている滝沢は、旧ジャニーズでは成し遂げられなかったことを、俺がやると。世界の景色を見せてやる、そのためにグループ名も徹底的に考えようとなったわけです。海外メディアで扱いやすく、発音しやすくスラングにならないものをと」

 

 

 

そして生まれたのが、「Number_i」だったのです

 

 

 

今年の元日、デジタルで「GOAT」をリリース。YouTubeでは3日間で1000万回再生を達成し、YouTubeミュージックビデオ部門で世界一となる劇的な「デビュー」を果たしたのです

 

 

4月14日には、世界最大級の音楽フェス「コーチェラ」にも登場し、直後には「GOAT」がアメリカのiTunesにおける総合チャートで10位、ヒップホップチャートで3位にチャートイン。早々と念願の海外進出の階段を上りだしたように見えます

 

 

「とにもかくにも滝沢の手腕。『Number_i』はNHKや民放テレビ局の音楽番組にもどんどん出演し、今月12日の『ミュージックステーション』では古巣の先輩である、20th Centuryとも共演トークを果たしている。SMAPから新しい地図の3人が独立したときには到底考えられなかった事態ですよ。さらに、性加害報道で旧ジャニーズタレントが降板したマクドナルドのCMに『Number_i』が出演することが発表されました

 

 

 

 なかでも平野紫耀の売れっぷりは飛びぬけていて、ルイ・ヴィトンとのパートナーシップ契約やイヴ・サンローラン・ボーテのアジアアンバサダーのポジションもゲットした。平野が身に着けたヴィトンの新作はファンが買い求め、あっという間に品切れになっています。すでにファンの多かった元ジャニをさらにブラッシュアップしてデビューさせる滝沢プランは大成功といっていい」

 

 

 

この勢いはすごいですね。今後が楽しみです