先日札幌市大通りにあるブックオフに行ったら220円コーナーでこの本を見つけたので懐かしいのと夕張市破綻後でいろいろチェックしていた時の事を思い出して買いました



夕張市破綻後の処理問題は北海道の場合は似たような市町村が結構あるので、連鎖的に他の市町村が破綻する可能性もあって、北海道自体都道府県でトップクラスに財政が酷いので今後の破綻処理の前例になると思い私も力を入れてチェックしたのを思い出します


この夕張市破綻の処理は、私から見ると最悪の展開でさらに夕張市の破綻前の状況を参考にして「最悪欠陥システムの北海道」のブログシリーズが生まれたのを考えるとチェックしてよかったと思います


その当時に参考にしたのは日経新聞の記事やこの日経新聞から出版された本で、北海道新聞の記事や出版された本は都合の悪い事を書かないので全然参考にならなかった記憶があります


それではその当時の夕張市破綻後の話を書いていきますが、まず最初にインパクトがあったのはその当時の市長の後藤元市長の傲慢な態度で「国や北海道が悪いから夕張市を助けるのは当然だ」という態度が現れていて驚いた記憶があります


後藤元市長はその後に総務省やアカレンガ道庁にかなり怒られたのかその後の態度がすごくおとなしくなったのを覚えています


その後にニュースではこの本に写真も載っていますが中年女性が、夕張市の担当者が説明している時に「土下座しなさいよ!」と怒っている場面が流れて唖然としました


夕張市のこういう姿勢は当然全国でもテレビで流れたと思いますが、夕張市破綻に対して全国の人達は結構冷たい対応だったのを今思い出します


その当時は地方自治体の財政問題に興味を持っていたので、いろいろチェックしていましたが「財政再建団体」という実質的に財政破綻した後の処理のスキームがありました


実際福岡県赤池町が「財政再建団体」になってお金がなく傷んだ舗装を自分達で補修していた話がニュースになっていました


本来は「財政再建団体」は地方自治体が財政再建の努力ができる段階でこのスキームに当てはめて財政再建をしていくという考えです


それが夕張市の場合は人口1万人くらいで総負債額が約630億円で赤字額が約360億円という結果がいきなり出てきたので、当然「財政再建団体」のスキームでは処理できない状況になりました


そもそも夕張市はなぜこんな総負債額と大赤字を抱えて、それがいきなり発覚したのか?という原因を私を含めて全国の人達は疑問に思ったでしょう


それで私は夕張市破綻後やその後の破綻処理をチェックして追うことになります


長くなったので続きは明日以降書きますのでよろしくお願いいたします