最近私は北海道が11年連続で日本人の人口減少が全国最多で最盛期の569万人から現在は509万人まで激減して、「2035年に北海道の人口は450万人」に激減というシリーズを書いています



この話がすごいのは11年連続でこんな状態になっているのに北海道ではあまり話題になっていなく、道民達は他人事でさすが都市銀行の拓殖銀行と地方自治体の夕張市を破綻させた北海道は危機感がないなと思っています




ただこの北海道の人口激減は札幌市はほとんど減っていなくて札幌市以外の市町村が激減している状況で、道民達は「札幌市に避難」している状況だと思っています



私の北海道の「最悪欠陥システム」の定義は「肥大化した官組織」「多重行政」「「分散市町村」ですが、このシステムが人口激減で維持できなくなっていくと予測しています



それで今回の記事は「地獄の分散市町村消滅編」という題名にして、私が若い頃に北海道の田舎の市町村を回っていた経験を元に人口激減の「分散市町村」で何が起きるのか?私が「暗黒のムラ社会」と名付けた北海道の小さな「分散市町村」で起きる現象を書いていきます



北海道の場合は「夕張市破綻」という前例があって、私は夕張市破綻については結構書かれた本を読んでいて、夕張市の破綻処理もチェックしていましたのでそういう経験を活かしていきたいと思います



まずは「分散市町村」について考えるのにホリエモンこと堀江貴文氏のYouTubeで話していた5000人くらいの市町村は自主財源(その市町村の税収)が2割でその他の財源は国を中心とした税金だという話を覚えておくといいと思います



堀江貴文氏は「5000人くらいの市町村は少し大きな学校で学校は生徒会で少なく運営しているのに市町村は議員と市町村職員が沢山いる」と話をしていて、北海道の場合は「最悪欠陥システム」なので特に酷い状況だと思います



北海道の小さな市町村ではこの首長と議員と市町村職員に財源がかなり使われていて、小さな市町村では企業や産業が衰退しているので「官民格差」が大きい状況だと思います



私が「暗黒のムラ社会」の記事で書きましたが、北海道の場合は国やアカレンガ道庁(北海道)などの支所みたいなところもかなりあるので、国からの税金で支えられている比率は全国でトップクラスだと思います



そして「暗黒のムラ社会」では役所関係やJA農協など俗にいう安定した仕事はその家の力関係のコネで決まってしまうので、しかも「世襲制」になっている場合が多いので利権化しています



一方でその市町村でビジネスや商売をしている住民は人口激減していくので仕事が成り立たなくなり、倒産や閉店をしてその市町村を脱出して札幌市に向かう人も多いと思います



北海道の場合は古くから住んでいる住民に対してはすごく冷たく、「国の税金に群がる立場」の人達は傲慢で威張っているので若者ややる気のある人はどんどん過疎化する市町村に見切りをつけて去っていきます



そうなると人口が激減していき、利用者も激減で生活インフラが維持できなくなって鉄道の廃線などもそういう状況で起きています



そういう市町村に残る人は絶望して人生を諦めた中高年の人達が多いので、そういう人達は低所得で車を所有していない人が多いので困るのはこういう人達です



今の北海道でもこんな状況なので2035年に人口が450万人に激減したら何が起きるのか?すごい惨状になると思いますが、長くなったのでそれをこの後の記事で書いていこうと思いますのでよろしくお願いいたします