亀田三兄弟の亀田和毅選手のフェザー級転向の第1戦が行われました



この試合でいきなりIBF指定の「2位決定戦」で同級5位の亀田和毅選手と同級8位レラト・ドラミニ選手の対戦で、亀田和毅選手はフェザー級転向の初戦でいきなり世界ランカーとの対戦です



この試合は久しぶりに父のトレーナーの亀田史郎氏がセコンドに復帰するという試合でお膳立てもできていました



この試合でまさかの2対1の判定負けで亀田和毅選手にとっては厳しい結果となりました



この試合は前半はレラト・ドラミニ選手がペースを握って、後半は亀田和毅選手が追い込む展開で、10回には左ボディで相手を倒しましたがビデオ判定でスリップになるなど不運もありました



この試合で指摘されたのは亀田和毅選手の手数が少ないことで、前に出て相手との接近戦を避けている印象です



この辺りは際どい判定の試合なら本来は手数をどんどん出して前に出ていくのが理想ですが、レラト・ドラミニ選手のスピードもあったのでうまくいかなかったと思います



あとは亀田和毅選手のセコンドもおそらくポイントをリードしていると思っていて、無理に攻める必要がないと指示を出していた可能性があります



ジャブの打ち合いがほとんどの試合でどちらが勝ってもおかしくない内容で、まして亀田和毅選手のホームの日本での試合でこの判定結果は少し意外でした



そして今後の亀田和毅選手ですが、年齢も32歳でキャリアも終盤でこの試合を含めてあと9戦を行う予定だという話です



亀田和毅選手が対戦を熱望している井上尚弥選手との試合を実現させるためにはフェザー級の世界王者になるのが最低限の条件なので、フェザー級で世界挑戦できる位置につくことが最初の目標でそれがこの試合でした



その試合で躓いたのはかなり痛くYouTubeでは引退するのではないか?という話も出ています



亀田和毅選手のYouTubeは私も結構見ていて好きな選手ですが、この結果は厳しすぎます



兄の亀田興毅ファンダーの話では、際どい判定負けなので世界ランキングはそんなに落ちないということで次戦で巻き返すと話をしていました



亀田和毅選手のキャリアの終盤で痛い敗戦ですが、井上尚弥選手との対戦が実現できるか注目しています