今日開催するWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチの井岡一翔対ジョシュア・フランコの試合がとんでもないことになっています



前日の計量でジョシュア・フランコ選手が3.1kgのオーバーをして、再計量でも2.9kgオーバーでタイトルを剥奪されました



軽量級でこれだけの体重オーバーは前代未聞で、ジョシュア・フランコ選手の体重は2階級上のスーパーバンタム級だということで、これでは階級制の意味がないと思います



またその少し前に井岡一翔選手の大晦日の試合での尿検査で大麻成分が出たとJBCから発表されましたが、このタイミングで大晦日の検査発表をするのも不自然でした



この大麻成分の数字は規定ないなので、試合成立には問題ないという話ですがそれならなぜ発表したのか?なぜこのタイミングで発表したのか?という疑問が残ります



なんかいろいろこの試合前にケチがつきすぎて、すごく話題にはなりましたが世界戦とすれば微妙だと思いました



この試合は昨年の大晦日に行われた統一戦のダイレクトリマッチで、この統一戦はジョシュア・フランコ選手の1対0の判定の引き分けになって、その後に井岡一翔選手がWBOからの1位の中谷潤人選手の指名試合命令をタイトル返上で避けて、選択した試合でもあって井岡一翔選手はいろいろ大変だと思いました



井岡一翔選手は、WBC世界スーパーフライ級王者のファン・フランシスコ・エストラーダ選手との対戦を熱望していて、その為にはタイトル獲得は絶対条件になっています



一部のファンには井岡一翔選手は中谷潤人選手から逃げたという声もありましたし、そのエストラーダ選手がWBO世界スーパーフライ級王者を獲得した中谷潤人選手との対戦に興味を持っているという話もあって、いろいろ諸事情が絡み合っていると思います



また今日の試合に話を戻すと月曜日くらいにジョシュア・フランコ選手の減量は順調で、あと少し落とすだけだとコメントしていたので、その後に何があったのか?気になります



ジョシュア・フランコ選手の陣営はアメリカへの帰国も考えたという話をしていて、試合は中止になると思っていたともコメントしていて何かゴタゴタがあった可能性もあります



そして試合は、これだけ体重差がある状況での試合は危険だという声もあり、さらに戻す体重が59kgくらいなら井岡一翔選手が不利だという声もあります



この試合で井岡一翔選手が勝った場合のみ新王者になるという条件ですが、これだけ体重差があってジョシュア・フランコ選手の体調次第ですが、体調に問題なければスタミナやパワーが増すわけで厳しい条件だと思います



今日の試合はどうなるか?注目しています