今日は前に来た「広報紙 北海道」というアカレンガ道庁の広報紙を見つけたので見ていたら、北海道に働きたいと希望して移住した人の話や首都圏から本社機能を移転した企業数が全国3位の33社やサテライトオフィスが全国1位の86件があるとPRしていました
要するに北海道にUターンも含めて移住して働くことをどんどん推進しようとする狙いだということで、これ自体はいい方向性だと思います
ただ北海道の場合は深刻なのは、10年連続で日本人の人口減少が全国最多で10年間で人口が約550万人から約515万人の35万人も激減して深刻な過疎化になっていることです
この10年間で札幌市の人口はほとんど変わっていない「札幌一極集中」の状態なので、札幌市以外の市町村で人口が10年間で約35万人も激減したということで「限界集落予備軍」の市町村が一気に増えています
いくら企業誘致や移住者を集めても北海道の人口が1年間で約4万人も激減していてはどうしようもないので、この普通の道民達の人口激減をどう対策していくかが最重要課題だと思います
そして昨日の記事のアカレンガ道庁の全職員にスマホを貸与しての働き方改革がうまくいっていないという記事を書く時に、北海道の人件費はどうなっているのか?気になったので、10年以上ぶりに北海道の財政の人件費を確認しました
北海道の令和3年の人件費は約5500億円で、前に10年以上前に見た時よりかなり減っている印象で償還債もかなり減っているので財政健全化に必死なのは伝わってきました
前にアカレンガ道庁の小玉副知事が「北海道の財政は47都道府県でダントツの1位で酷い」というTwitterで発言したというツイートを見ましたが、それが理由で財政健全化に必死だということでしょう
そして私が10年以上前からブログで書いていた「肥大化した官組織」「多重行政」「分散市町村」の」最悪欠陥システム」は「公務員消費に依存する」システムなので、アカレンガ道庁の人件費がかなり削減されたら当然北海道も経済縮小してそれが原因で「札幌一極集中」の北海道の深刻な過疎化が起きているとも思いました
北海道、特に象徴のアカレンガ道庁は「40年前の感覚と考え方と価値観」なので、これは「北海道は40年もアップデートしていない」ようなものだと思います
北海道は「テクノロジー後進地」「SNS後進地」なのも「北海道は40年もアップデートしていない」のも原因だと思います
ただこの40年分の北海道のアップデートを強引に行うのは、今の深刻な過疎化で酷い少子高齢化の北海道では無理だと思いますので、このままほぼ現状維持で北海道は突き進むと思います
そこで問題なのはアカレンガ道庁の人件費が約5500億円もかかっていて、北海道は10年連続で日本人の人口減少が全国最多で10年間で約35万人も人口が激減していることで最悪の成果だと思います
これは北海道のアカレンガ道庁が企業誘致や移住者の誘致ばかりに力を入れて、長年北海道に住んでいる普通の日本人の道民達に冷たい対応をしてきた結果だと思いました
また北海道は長年観光を推進してきましたが、このように北海道は深刻な過疎化と酷い少子高齢化で人口が激減しているのは、今の北海道の観光推進が普通の日本人の道民達に還元されず恩恵が少ないからだと思います
こういう状況を改善する為になぜこうなっているか分析検証して問題を浮き彫りにして解決することが重要ですが、アカレンガ道庁はこういう分析検証をして問題解決や自浄作用を発揮するのが、一番苦手だと思います
北海道のこれまでのやり方は都合の悪い話は隠蔽するかものすごく小さな問題として扱って、都合のいい話はものすごく効果のある話だと扱うので今の北海道の惨状になっていると思います
今回のアカレンガ道庁のスマホを全職員に貸与しての働き方改革の大苦戦や広報紙の「広報 ほっかいどう」を見て、こういうことを思いましたしアカレンガ道庁の人件費が5500億円もかけて北海道がこの惨状なら仕事の成果も最悪だと思いました
まあ北海道は再起不能だと思いますね