先日北海道新聞のネット記事を見ていたら、「アカレンガ道庁」の職員で若い職員が精神を病んで長期休職や退職が増えているという記事を見て、当然そうなるなと思いました



私がこのブログのテーマにしている「肥大化した官組織」「多重行政」「分散市町村」の「高コスト複雑遅延システム」の象徴こそが「アカレンガ道庁」で、北海道の少子高齢化を見ているとどういう状況なのか想像ができます



「アカレンガ道庁」は典型的な年功序列で年齢で役職が決まるような組織で、さらに高齢化しているので若い職員が少ない状況です



そうなると企業でいう中間管理職みたいな役職のついた管理職の人が多く、実務を行なっている若い職員が少ない組織になっていてチェックをするだけのハンコを押すやサインをする人が多いということが想像できます



これでは実務を行う若い職員がチェックばかり受けて仕事が進まないので、すごいストレスを感じる職場になっていると思いますし、人間関係がこじれていれば仕事が全く進まない状況になります



それで精神を病んで長期休職や退職をする職員が増えていると思いますし、「アカレンガ道庁」という組織を考えるとクセが強い人が多く人間性が酷い人も多そうなので、そうなると今の若者は適応できない人が多いと思います



それに「アカレンガ道庁」は「WEB後進地」の北海道の象徴のような組織なので、IT化も遅れていて古いやり方が横行しているのが想像できるので若者にとってはキツい職場になります



さらに「アカレンガ道庁」は「社会党主義」「官公労主義」「官尊民卑」の「アカレンガ型システム」の象徴なので、やり方は非効率で職員が多く働けるようにすることを最優先するので改善されないでしょう



これでは普通の若者が何も知らずに「アカレンガ道庁」職員として働いたら、いろいろ特殊すぎてチェックが異常に多く人間関係が仕事に直結しすぎるのでストレスがすごいと思います



ちなみに新聞によると「アカレンガ道庁」職員の「採用された人の6割くらい辞退する」という話ですが、今の20代の人が職場に入って役職に就くのは15年後くらいで、今の北海道では15年後に人口が60万人くらい激減する予想なので、悲惨な状況になるのはまともな人なら予想できます



この「アカレンガ道庁」の「採用された人の6割くらい辞退する」という話は、北海道大学の「合格者の6割くらい北海道外の人」だという話に結構関係していると思います



これからの日本は人工知能やロボットや5G、6Gのインターネット化がどんどん進む激変の時代に突入するので、北海道の「40年前の感覚と考え方と価値観」の象徴の「アカレンガ道庁」にいることは時代から取り残されるリスクもすごく高いと思います



それでも「アカレンガ道庁」を選ぶ人は役所の安定を求める人ですが、20代の若者は定年まで40年くらいあるので、40年後の北海道は今のまま深刻な過疎化が進めば壊滅状態になっているのが予想されます



「社会党主義」「官公労主義」「官尊民卑」の「アカレンガ型システム」の北海道は、どんなに時代に合わなくなっても「アカのコングロマリット」「アカレンガ型システム」は強固で聖域化しているので、改善されずに現状維持で突き進んで限界まで行くと思います



そういう未来をスマホやタブレットを使って情報収集できる普通の若者なら予想できますが、北海道の場合はその若者世代の親世代の中高年は「40年前の感覚と考え方と価値観」なので「アカレンガ道庁」は安泰だからと若者に強く勧めてくると思います



そう考えるとお人好しで素直で性格のいい親の言うことをよく聞く若者が、「アカレンガ道庁」職員になっているので親の話とは違う現実に大ダメージを受けて精神が病んでいそうです



私は「アカレンガ道庁」の高齢化はさらに進んでいって、ハンコを押すやサインをするチェックするだけの管理職もさらに増えて実務を行う若い職員が減るのを予想しているので、若い職員はさらに精神を病んで長期休職や退職者が増えると思います



この「アカレンガ道庁」の仕事の成果が、北海道の10年連続で日本人の人口減少が全国最多で10年で北海道の人口が役35万人も激減して、ここ数年では1年間で人口が4万人も激減する深刻な過疎化と荒廃です



北海道はいろいろこれまでの歪みがどんどん出てきていて、北海道はもう再起不能だと思います