今いろいろ話題の自民党総裁選ですが、現時点はまだ候補者が決まっていなく、立候補を証明したのが岸田文雄氏と高市早苗氏と河野太郎氏と野田聖子氏で、石破茂氏の名前もあがっていてこの5人の候補になる可能性があります



自民党総裁選に立候補するには20人の推薦人が必要で、これを確保できるかどうかの問題もあって、この5人から減る可能性があります



私は以前から岸田文雄氏と高市早苗氏と河野太郎氏の三強の争いになるとTwitterで言っていましたが、どうやらその流れになりそうです



この3人の中で台風の目は、高市早苗氏でネットで保守の人達が熱烈に推薦していて、Twitterでもそういうツイートをかなり見かけます



この現時点での状況で、この3人の争いがどうなるか考えてみたいと思います



まず今の自民党は、安倍前総理の政権が圧倒的な支持を集めて歴代最長政権になって、安倍前政権以降に当選した若手議員がかなりいます



この若手議員は、自分の地元の選挙区ではドブ板選挙など地元での地味な政治活動をしないので、地元の選挙基盤がすごく弱いと言われています



この状況で若手議員達は、自民党の支持率が頼みになりますので、一番支持率が上がって自分達の選挙で当選しやすくしてくれる総理大臣になるのは誰か?が判断基準になると思います



そしてこの状況が招いたのは、自民党の地方組織の弱体化で、古くからの自民党議員やその支持者と若手議員とその支持者の対立もあって、候補者の一本化がなかなかできない状況だと思います



菅義偉政権の支持率低下で、自民党がすごくゴタゴタしているのは、今の支持率以上に選挙に弱くなっている状況で、実際菅義偉政権になってから選挙は連敗続きです



だから岸田文雄氏と高市早苗氏と河野太郎氏の3人の候補で、誰だと選挙に勝てるか?というのが最優先でその後に自民党組織がまとまるのか?という問題があると思います



その視点で見ると知名度が高く、ひろゆき氏などインフルエンサーが支持する河野太郎氏とネットの保守の人達が熱烈に応援する高市早苗氏の対決になると思います



現実問題として、現時点で一番選挙に勝てそうなのは高市早苗氏で、初の女性総理大臣やバリバリの保守政治家で話題性もあって、ブームを起こしやすい人だと思います



ただ現実の衆院選は、保守やサヨクなどのイデオロギーよりもコロナ禍で生活苦の国民や狙い撃ちされた飲食店などサービス業の存在があるので、有権者は自分達の生活の影響が最優先になると思います



だから仮に高市早苗氏が総理大臣になっても、衆院選では支持者が思っているほど選挙に勝てる可能性はないと思います



また河野太郎氏はメディアに人気で、知名度もあるので高齢者を中心としたテレビと新聞を見る人達が支持する可能性が高く、自民党議員や支持者は高齢者が多いので、総裁選に勝つ可能性は結構あると思います



私の現時点での感じでは、高市早苗氏がやや有利で河野太郎氏と接戦で2人が潰し合いになれば岸田文雄氏が伸びてくるという流れを予想しています



結局若手議員が多くなった自民党は、誰が支持されているかでコロコロ状況が変わっていく状況なので、二転三転してくると思います



衆院選に対する自民党の危機感はかなりあるので、誰が総理大臣なら選挙で勝てるかにすごくこだわると思います



それでは、今度の自民党総裁選の記事ではこの3人の個人的な感想などを書いていく予定なので、よろしくお願いいたします