堀江貴文氏の大樹町から住民票を移す話は、堀江貴文氏のYouTubeやTwitterの記事をいろいろチェックして、だいたいの話がわかりました


まず大樹町が、堀江貴文氏のロケット打ち上げの自粛を求めた理由は20件くらいの大樹町への自粛要請の電話が理由だということです


それまではロケット打ち上げを実行する話で進んでいたのが、このクレームをきっかけにして大樹町から打ち上げ中止するようにという要請がきたということです


このロケット打ち上げ中止の要請の理由が、新型コロナウイルス問題だという事です


堀江貴文氏のYouTubeでは、このクレームの電話をしてきたのが、大樹町民かプロ市民ではないかと話していました


この打ち上げ中止の要請は、堀江貴文氏のロケット打ち上げ直前だったために堀江貴文氏はいろんな提案を大樹町にしたけどこれ無視されてゼロ回答だったという事です


そういう流れで、このロケット打ち上げ中止が決まったのですが、堀江貴文氏は納得できず激怒してTwitterで「大樹町民をやめる」というツイートをしたという事です


さらにいきなりのロケット打ち上げ中止に、大樹町から補償が出なかったのも、堀江貴文氏を激怒させたという話です


この騒動の根底にあるのは、、ロケット打ち上げに対する堀江貴文氏と大樹町の感覚の差です


堀江貴文氏はロケット打ち上げを「事業」として考えているのに対して、大樹町は「イベント」として考えていたという話です


だから大樹町は、ロケット打ち上げでできるだけ多くの観客を集めて、町にお金を落としてもらいたいという思惑があったようです


一方で堀江貴文氏は、コロナが理由でのロケット打ち上げ中止なら、無観客で実施したいや告知なしでの売り上げを提案したという話です


このようにロケット打ち上げに対する堀江貴文氏と大樹町での考え方の相違が、衝突の原因だという事です


堀江貴文氏の立場では、出資者やスポンサーに対してロケット打ち上げの実験の報告の義務があるので、いきなりの打ち上げ中止は納得できなかったという話だと思います


一方で大樹町は、私も北海道に住む人間で北海道の役所のやり方はある程度知っているので、想像がつきますが、民間企業相手には上から命令するだけであとは何とかしろという態度だったと思います


これで堀江貴文氏と大樹町は大揉めして、堀江貴文氏の大樹町から住民票を抜くという話になりました


そしてここ物別れの大喧嘩は、両方にとってメリットが全然なく、特に大樹町のデメリットが大きいと思います


まずは堀江貴文氏のデメリットですが、大樹町から住民票を抜く行為は大樹町と敵対関係になったということで、大樹町でのロケット事業をやることが難しくなりました


これまで堀江貴文氏は、稼いだお金の大部分をロケット事業に投資していましたが、そのお金が無駄になって、一からロケット事業をやれる場所を探す必要や投資する企業を探す話になる可能性が高いでしょう


一方の大樹町は、堀江貴文氏の住民税がなくなるのも痛いですが、堀江貴文氏の仲間達や支持者がふるさと納税をしていたでしょうから、これが無くなるのは本当に痛いと思います


また堀江貴文氏はTwitterでは、347万人のフォローがいてYouTubeでも100万人の登録者がいる、日本最強のインフルエンサーの1人です


その堀江貴文氏が、人口が約5500人の大樹町にこういうやり方をされて、激怒して住民税を抜いた話は北海道の市町村に企業進出や個人が移住した場合のリスクがものすごく高いということで、北海道は敬遠されるようになると思います


さらに堀江貴文氏の仲間達や支持者の大樹町や北海道の関係したものの不買運動が水面下で起きるでしょうから、特に牛乳や乳製品は不買運動されると思います


北海道はここ4、5年で人口が約30万人くらい減って、人口が524万人になって過疎化が深刻な状態です


さらに新型コロナウイルスの問題で、厳しい状況なので、北海道の経済はさらに追い込まれると思います


このようにお互いにデメリットしかない結末で、特に大樹町職員出身だという大樹町町長は、こういうデメリットはあまり考えていないでしょう


これで堀江貴文氏のロケット事業はさらに大変になったでしょうし、大樹町もヤバい町ということで企業や人も近づかず、さらに過疎化が進むと思います


私から見たら残念な結果で今後の展開に注目しています