民進党の前原代表が今回の民進党分裂の騒動に対してツイッターでツイートしました


ツイッターやSNSのいいところはテレビや新聞の経由でない本人からの直接の発信が見れるところで、前原代表のツイートも貴重な発信だと思います


そして前原代表の一連のツイートを見た感想は大方の方々が指摘しているように民進党の左派と右派の分裂という印象ですが、私はさらに前原派と枝野派の分裂だと思いました


そして今回の騒動も前原派と枝野派の主導権争いで前原派は小池都知事の希望の党と連携したいという希望で枝野派は共産党と社民党と連携したいという事で内部はかなり紛糾したと思います


ただ民進党の各議員は共産党と社民党と連携するよりも希望の党と連携する方が自分達が当選する可能性が高いという事で、希望の党は民進党全員を公認するべきだと前原代表に迫ったというところでしょうか


希望の党は中山夫妻を早くに受け入れたのを見ても民進党の右派だけを受け入れたかったと思います


そして希望の党が受け入れを拒否した枝野派が立憲民主党を立ち上げた流れはわかりやすいと思います


しかし希望の党の誤算は若狭氏をはじめとした公認チェックをする人達が甘かったのとしがらみで希望の党が公認した候補者達が酷すぎて混乱中です


そして民進党の前原派ですが、隙を見て希望の党との連携で主導権を握って希望の党の乗っ取りは狙っていると思いますし民進党から希望の党か合併しての新党の立ち上げで党名も変わって政党ロンダリングが終了という感じでしょう


しかし希望の党が予想に反して支持率が低迷しているのが誤算で民進党の前原派の人達が当初予想していたよりは、当選の可能性は低く、どうするか考え始めている状況に見えます


一方で自民党やその支持者の愛国保守と言われる人達も希望の党が自民党の票を奪う存在だと気づいて、今は彼らが凄い希望の党批判を展開しています


また枝野派の立憲民主党と共産党と社民党の連合も現実は変わっていなく、声が大きな極左過激派だけが目立っている印象です


そこで希望の党はどう動くか?ですが自民党との連携の模索をしてきていますが、希望の党の公認の人達にはパヨクも沢山混ざっていますので消極的な感じです


あと前原派の議員達は無所属出馬の人も結構いますが、民進党はまだ存続していて参議院の人達は態度を保留していますので、合流を視野には入れていると思いますし政党交付金の分配の問題もあります


ここまで民進党と希望の党と立憲民主党が混乱していて、まともな状態で衆院選に突入できないと思います


あと前原代表の行動はきっと何かが引き金になっていて、強い私怨を感じましが、これは前原派と枝野派の権力争いで生じた事でこの関係の修復はなかなか大変そうです


しかしこれらの政党は反自民党、反安倍内閣が共通の目的で各政党中身はあまりないので、いきなりまた組む可能性が少しはあります


それにしても今回の衆院選のような酷い選挙は初めてで、どうなるか注目ですね