昨日藤井四段のデビューからの連勝が29連勝で止まりましたが、それまでの藤井四段をメディアが取り上げまくる藤井四段バブルが凄まじかった印象です


この藤井四段バブルの背景は昨年起きた渡辺竜王の文春テロの三浦九段濡れ衣冤罪事件で、この事件はいろいろ連盟やプロ棋士に深刻な問題を発生させていましたので、将棋村としてはこの問題の風化を早くさせたいところです


またこの事件の舞台になった竜王戦の価値も異例の挑戦者交代劇で価値が暴落して、最高賞金額を払っている読売新聞としては、何とか竜王戦の価値を最高に引き上げたいということだと思います


藤井四段バブルの始まりは、藤井四段のデビュー戦の最年長棋士の加藤一二三九段との天才対決が、竜王戦6組で行われ、連勝街道が竜王戦挑戦者決定トーナメントの佐々木勇気五段戦で終わったのもいろいろ思惑を感じました


竜王戦に関しては、藤井四段のデビュー戦の最年長棋士の加藤一二三九段戦が決まったのを見れば、組合せは自由にできるということで、ちなみに三浦九段の復帰戦の羽生三冠王戦も不自然な組合せでこの組合せのやり方を見ると話題性重視のエンタメ路線がわかります


そしてテレビなどのメディアの異常な藤井四段バブルの盛り上がりは、プロ棋士の棋戦のスポンサーが読売新聞や朝日新聞や毎日新聞などの新聞社なので、系列テレビ局を使っての演出は簡単だったと思います


これは渡辺竜王の文春テロの三浦九段濡れ衣冤罪事件で離れた将棋ファンを穴埋めするためにテレビを見ている層の新規ファン獲得を狙った動きで、藤井四段バブルの藤井四段アイドル化でファン獲得と関連商品の売上狙いだと思います


今の将棋村は連勝が三浦九段に慰謝料の支払いや第三者委員会の経費の支払いなどお金が必要で、これを連盟会員のプロ棋士達の負担になったのでお金が凄く必要な状況でした


その状況で藤井四段はまさしく金の成る木だったので、将棋村は一致団結して藤井四段バブルを盛り上げ、藤井四段絶賛の嵐になるのも当然だったと思います


藤井四段は奨励会三段リーグで五敗していましたが、プロデビューしてから29連勝の新記録達成の快進撃はあまりに不自然で14歳の伸び盛りとはいえシナリオの存在が見え隠れしていました


また価値が暴落した竜王戦の起死回生の打開策は藤井最年少竜王誕生か羽生三冠王の永世竜王誕生くらいしかなく、この2人は竜王戦挑戦者決定トーナメントの決勝三番勝負でぶつかる組合せだったので、この両者の対決までのシナリオはあると思いました


読売新聞や連盟や将棋ゴロ達にとっては、将棋村と距離を置く羽生三冠王より藤井四段に方が竜王就任してくれれば扱いやすいので藤井最年少竜王は規定路線だと思っていましたが、予想外の昨日の敗戦でした


これは竜王戦で何か不測事態が裏で起きた可能性も感じますし藤井四段バブルはひとまず連勝新記録達成で一回終了というシナリオだったのかもしれないです


そうなると読売新聞や将棋ゴロ達のつながりが強い渡辺竜王の存続の流れですが、藤井四段バブルで千田率の千田六段が藤井四段のソフト一致率の高さの絶賛記事や渡辺竜王の大御所としての藤井四段の解説などで加害者棋士達の売り込みやイメージアップができたので、最低限の目的は終了ということなのかもしれないです


将棋村は藤井四段バブルでは竜王以外のタイトル獲得での継続を考えているかもしれないですが、竜王戦に関しては藤井最年少竜王誕生以上の起爆剤はなかったと思いますので何か予定変更しなければならない理由が裏であったと思います


長くなりましたので、渡辺竜王の文春テロの三浦九段濡れ衣冤罪事件から藤井四段バブル終了後の将棋村の深刻な危機問題については、次の記事で書きたいと思います


よろしくお願いします